「待ってましたかえるくん!「めくらやなぎと眠る女」に軍配」アフター・ザ・クエイク ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
待ってましたかえるくん!「めくらやなぎと眠る女」に軍配
先にアニメで見ていた「めくらやなぎと眠る女」と、同じ村上春樹の短編連作小説が原作のため、エピソードが被る。
冒頭からアニメと話が同じだ…と思いつつ、見始める。
どうしても答え合わせみたいになってしまう。
結果、やはり「箱を届けに行く話」と「かえるくん」の話、特に後者が面白い。
「焚火」と「新興宗教」の話は、それで?ていう感じ。
やはり、待ってましたかえるくん!
歌舞伎町の旧ミラノ座前、トーヨコをロケ地にしたのも効いてる。
証券会社は、旧ミラノ座ビルの地下だったのか!
「めくらやなぎ…」同様、かえるくんの声が重要で、アニメの古舘寛治もよかったが、のんも素晴らしい。
その相手は、佐藤浩市でもいいが、ちょっとカッコよすぎる。
アニメのほう(声の塚本晋也も)がリアルで哀愁が出てていい。
全体的にアニメのほうが面白かったという印象が強く残りました。
コメントする
