劇場公開日 2025年10月3日

「ハマると思わせるほどの原作だったんでしょうね」アフター・ザ・クエイク はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 ハマると思わせるほどの原作だったんでしょうね

2025年10月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

地震の後の話なのだと思うのだが、とにかく訳が分からなかった。
阪神・淡路大震災、東日本大震災の後の物語。
4つの話が展開していくんだけど、地震と関係ない話もある。
そして、不思議な話が多かった。

映画館で予告を見ていて、見にいった作品。
村上春樹の原作。
学生の時に『ノルウェイの森』が爆発的に流行って、『ダンス・ダンス・ダンス』くらいまでは一通り読んだ記憶がある。
いつのまにか大巨匠になっていたイメージ。
社会人になってからも、『1Q84』は読んだりはしていた。

この映画の原作は読んでいなかった。
原作に忠実だったとしたら、映像化すべき話では無かったんでしょうね。
4つの話がもっと分かりやすく繋がってたりしたら大きく評価は変わったと思う。。
もしかして、何か繋がっていたのかもしれないが私には分からなかった。

最初の岡田将生の話は不思議な感じがずっとしていて、2つ目の海辺で焚火をしている話と、3つ目の新興宗教の話なんかは続きを見たいと思わせる内容だった。
最後の佐藤浩市の話は予告にも出てきたカエルくんが出てくる。
これはどうしようもなく理解が出来なかった。

さすがに、カエルくんは受け入れるのが難しかったかな。
まったく許容できないわけではないけど、あの着ぐるみを見ていると無理して理解したいとも思えなかった。
映画館で見たから最後まで見れたけど、自宅でサブスクだったら途中で止めるか早送りしてしまってただろうな。

村上春樹だから原作に忠実にじゃなく、映画に合うように手を入れれば良かったのに。。
ハマると思わせるほどの原作だったんでしょうね。

はりー・ばーんず
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。