「これこそ難解」アフター・ザ・クエイク しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
これこそ難解
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四つのstoryで構成され
岡田将生さんからはじまり鳴海唯さん
渡辺大和、最後は佐藤浩市さんで締め括る
震災をテーマに
阪神淡路大震災で妻を亡くし
心にポッカリ穴が空いてしまった
…喪失感
(中身のない箱)で表し
空っぽの中身はあなた自身
と抽象的な言い回し
それぞれのstoryに
難しいけど伝わるものはありました
鳴海唯さんは
父と合わないことで家をでた
海で流木を拾って焚き火するおじさん
(堤真一)と焚き火を通して心許せる人
渡辺大和さんは
宗教の神とされ悩む
神の存在があるのか疑問が膨らみ
神は地震も止められないし病気も治せない
と…それでも祈るのか
ラストは
ネットカフェで暮らす佐藤浩市さん
駐車場の勤務とコミ拾いで…
巨大なカエルくんが出てきて
助けてくれてありがとうと感謝をされる
身に覚えがないが
このカエルくんも彼自身で
元は銀行マンだった彼が銀行員だった頃
イロイロな出来事が彼を襲う
大震災が起きて
喪失感を抱えて生きている人たち
その空っぽな心をどう埋めて
"自分"の心を戻すのか
…相手がいることで
祈り続けることで"救われる"
声を掛けてもらえることで…
何となくですが…観てよかった
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