「それぞれの抱える傷と喪失感。」アフター・ザ・クエイク SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
それぞれの抱える傷と喪失感。
1995年に起きた阪神・淡路大震災から5日後に妻が居なくなり離婚した男、2011年家出した女と海辺で焚き火をする男、2020年神の子と言われ育てられた男、2025年元銀行員の警備員、それぞれにある喪失感を抱え生きる者達の話。
冒頭で言うカエル君、…カエル君!?あれっ、これいつだか観たアニメ映画で聞き覚えのあるフレーズ、村上春樹、あの時の実写?!が頭にありながら…。
それぞれの年代の人物のストーリーを観て残るのは癒えない傷、喪失感を抱える者達、…なんだけど見せ方が何とも独特で解りにくい。原作書いてる村上春樹さんの頭はどうなってる?!って思うし、どうしたらこんなストーリーが思い付く?!がずっと頭にありで。
原作を知る方は解るかもだけど…地震をもたらすミミズとか世界を救うカエル君とかの世界で表現する世界観はちょっと難しいかな。
2011年の焚き火の話、焚き火の火を見て素が出る見せ合う2人は何か良かった…でも根本の部分はそんな感想ではない!ってのも分かってる。
今晩は。
1作目、2作目と面白く鑑賞して、この作品を観はじめた時に”あ、これはチョイ、マズい奴かな?”って思ってしまい、脳内で各掌編が繋がって、カタルシスに持って行くのかな?と思ったら、あれれ?って感じでしたね。
海辺での焚火のシーンとか、行った事のないネットカフェのシーンとかは面白かったです。着ぐるみにヤラレマシタね。
明日は、苦手な電車に乗って名古屋の映画館に行って来ます。けれども、今週長野県に出張した際に、名古屋駅できしめんを食べたので、大丈夫さ!ではでは。
いつもありがとうございます。
本当に難しい~のひと言です。
どうして、このニ作品選んだのかな~と思いました。
夢落ち描写や時空ものとか世界観が一つじゃないから頭が混乱しまくりです。




