「六人の監督によるオムニバスと知ってから見たかった。一応怖いです。」呪儀 BODY PARTS ふくすけさんの映画レビュー(感想・評価)
六人の監督によるオムニバスと知ってから見たかった。一応怖いです。
6人の監督によるオムニバス。
①香水 鼻(耳も)
②102号室 首
③幽霊が見える男 目
④エクソシスト 舌
⑤ワイヤ 肉片
⑥宗教儀式 耳
監督が6人いるというのは実は映画鑑賞後にHPで知った。
なるほどテイストが違うわけだ。
最初から分かっていればこの監督好きとかという楽しみ方ができたのに。
自分の中で散らかってしまった。
香水とワイヤがいいかな。
匂いをテーマにホラーというのが新鮮。
目がえぐられるのはよくあるけど、鼻がもげるのは初めて見た。
巻き込まれる男が気の毒。
ワイヤは知らずに互いに殺しあいに追い込まれるのが面白い。
不条理な状況の説明が少ないのが実は日本的にさえ思える。
肉片というテロップで初めて肉体のパーツが明らかになるのもおしゃれ。
幽霊の見える男、の復讐劇になるところがちょっと冗長に思いました。
恐怖の仕掛けが多すぎないかしら?
102号室 事故物件の扱いは日本の方が上手かも。
エクソシストはエクソシストそのまんま。悪魔は新しい依り代を見つけたのですね。
せっかく退治したのに残念。そんなに簡単に悪魔祓いできないのでしょう。
私は怖がりなので全編怖かったけれどホラー好きの人にはもしかして物足りないかも。
首ちょんぱは韓国映画ではよく出てくる。
興味深い。
信者が「お父さん」に望むのがほぼ身内の死。
一番怖いのは人間の欲望とでも言いたいのでしょうか?
もしそうなら、拍子抜けです。
しかし、あんなに他人の身体のパーツを手に入れることが出来るなら直接やりゃいいのに。
あの秘儀の中で、ひとり外部と通信していて、ばれないはずはないが、まあ、いいでしょう。
目くじら立てるのはやめます。
もはやこのレビューは忘備録。
まあ、B級映画でしょう。
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