「ルールから解放された南果歩の素敵な笑顔」ルール・オブ・リビング “わたし”の生き方・再起動 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
ルールから解放された南果歩の素敵な笑顔
東京で暮らす49歳の会社員・美久子は、要介護の母や海外を旅する娘、自分勝手な同僚たちに振り回され、余裕のない生活を送っていた。再婚を勧められた幼なじみの光一との関係にも迷いを抱えるなか、娘に突然紹介されたアメリカ人バックパッカーのヴィンセントと3カ月間のルームシェアをすることになった。言葉も通じず、生活の感覚も異なる2人が同居するになり、美久子は4つのルールを決めた。最初は戸惑い、衝突してばかりの美久子とヴィンセントだったが、少しずつ心を通わせていった。自らの人生を振り返り、新しい生き方を模索するようになった美久子は、ヴィンセントに英語を教えてほしいと頼み、ルールに縛られていたこれまでの自分自身を解放していく。そんな話。
日米の文化の違い、価値観の違いを通して、ルールを守る事しか頭になかった有る意味堅物の女性が、殻を破っていく話だと最後にわかり、その時の南果歩の笑顔が素敵だった。
本当に自分らしい生き方とは何か、実は奥の深いテーマを取り扱ってる作品のように感じた。
子育てを終えたら子離れし、やりたい事リストをこなしていき、充実した後半の人生を歩んでいきたいと思った。
ナナ役河北麻友子のナチュラルな英語はさすがだった。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。