劇場公開日 2005年4月16日

「【”運命の槍。そして、神の御業は謎めいている。”若きキアヌ・リーヴス、レイチェル・ワイズ 、シャイア・ラブーフ、ティルダ・スウィントンのお歴々が魅力の作品。】」コンスタンティン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”運命の槍。そして、神の御業は謎めいている。”若きキアヌ・リーヴス、レイチェル・ワイズ 、シャイア・ラブーフ、ティルダ・スウィントンのお歴々が魅力の作品。】

2023年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

幸せ

ー 私は、スマホでネット検索は殆どしないが、映画だけは時折観る。すると、御存じの通り、AIにより所有者の嗜好に合わせ、ニュースを流してくる。で、少し前に”「コンスタンティン2」製作開始か?等という、ニュースが来て”「コンスタンティン」って観たことないな、と思い鑑賞。

■特殊能力で異界の者を見分け、その撃退を続けてきた孤独な霊界探偵ジョン・コンスタンティン。(キアヌ・リーブス)
 ある時、天国と地獄のバランスが崩れようとしているのを察知した彼は、女性刑事アンジェラ(レイチェル・ワイズ)の双子の妹イザベルの自殺もそれに関係していると見て、彼女と行動をともにし始めるが徐々に、サタンの息子マモンが天国と地獄と人間界の狭間を破り、人間界に降誕しようとしている事を察知する。

◆感想

・悪魔祓いのジョン・コンスタンティンを演じる若きキアヌ・リーブスが、過去の所業よりも15歳から毎日30本を煙草を吸っていたために、末期の肺癌に侵されている設定や、(それにしては、元気である。劇中でもスパスパ吸っている。吸いすぎだろ!)地獄や天国に所属している”ハーフブリード”という介在者の設定などは、面白い。
ー 天国の”ハーフブリード”である、ガブリエルを演じたティルダ・スウィントンの不老の姿に驚く。ついでに言えば、ジョン・コンスタンティンを慕い、弟子にしてもらいたいチャズを演じたシャイア・ラブーフの若さに驚く。(美青年じゃない!。君は、今作後、クスリと酒を遣り過ぎたんだね!洒落になってないぞ、シャイア・ラブーフ。)-

・物語としては、VFX満載のオカルトテイストを出そうとしているのだが、効果的かと言うと、そうでもなく、色々と突っ込みながら鑑賞した。

・ラストシーンでの、ジョン・コンスタンティンとサタンの遣り取りと、コンスタンティンの“自己犠牲”の結末はナカナカだったかな。

<今作、本当にパート2が出るのかな。楽しみに待っております。(やや、投げやり・・。)>

NOBU