「ドラッグねぇ。」KNEECAP ニーキャップ キレンジャーさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラッグねぇ。
ストーリーは理解した。
メッセージも大筋で受け止められたと思う。
ただ、おそらくアイルランドでは常識的なのであろう習俗やローカルルールみたいなことが原因なのか、私の理解力が追い付かなかっただけなのか、細かな婉曲表現力や、「誰は誰のことを認識してるの?」みたいなことがよく分からなかった。
(わからなかった理由は、実は他にもあるのですが)
ラップはあまり聞き馴染みが薄いこともあって、そのラップを字幕で見るという違和感(読む作業に意識が向いて、音楽として楽しめない)もあるし、正直言うと、主人公が薬物キメてパフォーマンスするっていうところには感情移入なかなかしにくいな、と。
ドラッグやる主人公なんて映画の中に山ほどいる。でも、それを自分の才能を開花させる場でやられちゃうと、「それ、クスリの力じゃん。」ってなっちゃう。それをあえて薬物の怖さや本人の逃避のための悲哀として表現するならまだ受け止められるけど。
コメディなんだから、笑って済ませばいいんだろうとら感じながら、まあ、これも私が歳をとってしまったからからと思ってみたり。
全然この作品の内容とは関係ないですが、名古屋のセンチュリーシネマさん!
劇場内が暑すぎです。
おかげで映画に集中できませんでした。
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