「集団的ハッピーデスデイ(コメディ無し)」アンティル・ドーン なもしさんの映画レビュー(感想・評価)
集団的ハッピーデスデイ(コメディ無し)
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原作ゲームは未プレイです。
良かったところ
・冒頭の姉がクリーチャーに襲われるところ。リアクションが薄くて女優が大根なのかと思ったら、後々理由が分かる作りだった。
・ゲームのトレーラームービーを見たことはあって、雪に閉ざされた山荘だったよな?と思ったら最後にチラッと出てきた。(映画は前日譚?)
・デスループに回数制限があった。(全然ストーリーに生かされてないのはイマイチ。でもコメディに行かない理由にはなった。)
イマイチだったところ
・デスループの理由づけがない。ハッピーデスデイやAllYouNeedisKillはループの理由付けが説明されるけど(ハッピーデスデイは続編でだけど)、それが無い。
・全員でループの意味があんまり無い。キルカウントや死亡演出を水増ししただけ。主人公だけループでも話的に問題ない。
・オカルトホラーなのかサイコホラーなのか超曖昧。結局どっちなのか。
・R18+の理由は人体爆破と欠損演出だと思うけど、それらを無くしてR15+にしても良かった。派手に殺してもどうせ復活するし。
・ループの中に介入出来るドクターの存在。あと散々監視してるのにその空間のものを口にするってどういう事?
この映画の世界観がはっきりせず、明確な目標やラスボスもいないので、カタルシスは感じにくいと思う。
もうちょい整理すると良くなるのに、惜しい。
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