ザ・コンサルタント2のレビュー・感想・評価
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中途半端なバディものになってしまった。
前作は「優秀な会計士が、実はヤバい強い殺し屋」という、ギャップ無双系アクション映画だったが、今回はアクションは控えめな人情バディものに。
アナ・ケンドリクス以外、前作の主要人物はみな登場(女性ハッカーは俳優が代わってる)。脚本も監督も同じなので、前作の世界観やストーリーは上手く引き継げており、その点は安心できる。
ただ…、今作はベン・アフレックがまったく魅力的に映らない。弟の横にいると単なるダメ兄貴だし、会計士としてはまったく活躍しないし、アクションも少ししかないしキレもない。かわりに弟役のジョン・バーンサルはテキサスバーでの振る舞いなど、主役より魅力的に描けていた。ペットを飼うことに憧れすぎてるくだりは、しつこくてやりすぎだが。
脚本は、とにかく、サバン症候群の人を能力者みたいにして、しかもインフレ化しているのがよくない。ついでにハッキングの描写もおかしなことだらけで、呆れかえった。
悪い出来の映画だとは思わないが、日本で配信スルーという判断も分からなくはない感じ。あと、前作のアナケンの存在感はやっぱ凄かったと、不在の今作を観て感じました。
ほんわか家族映画です
クリスチャン・ウルフが婚活パーティーへ?厚みはない軽快なアクション・コメディに方向転換!掛け合い最高で、とにかくかわいいパニッシャーとクリスの咳払いを聞き逃すな!!
ソロモン・グランディ 一巻の終わり…。それ即ち二巻の始まり?ベン・アフレック✕ジョン・バーンサル=この最強タッグ兄弟の化学反応とノリノリっぷりから目が離せない!!
お兄ちゃん大好きなブラクストン可愛すぎるだろ。続編の立ち位置として『イコライザー2』(同じく近しい存在が殺される)、『ジャック・リーチャーNEVER GO BACK』系のシリーズ2作目。また、前作を支配していたギャヴィン・オコナー監督らしい重厚感やダークさは潜め、その方向転換はマ・ドンソクのライフワークになりつつある『犯罪都市 THE ROUNDUP』的ですらある。最後の最後まで前フリの効いた作りの"ドヤ!"感も嫌いでなく、むしろ心地よくすらある。名作だとか称えるようなタイプの作品ではないけど、ジャンルファンには受けるはずだ。午後ローで流れてもいい。
おまけに前作同様、孤児など厳しい環境化で育った障害を持った天才児にスポットを当てて、前向きに描いているというのも、本作を語る上で欠かすことのできない意義か。
味変…
だいぶ前作とテイストが変わってしまった。魅力であり、特長であった彼の会計士としての職業と自閉症という背景が薄れてしまい、前作登場の弟との兄弟愛が描かれ、コメディ要素も追加されたのだが、他のアクション映画と変わらなくなってしまった。楽しめたのには楽しめたが。
第1作を知る必要性の是非
第2作目のこの作品は第1作目を知らなければわからない。
天才的会計士と暗殺者との組み合わせと彼の背景が語られた第1作だったが、第2作目のこの作品はその下地を理解していなければ面白みが薄く、また物語そのものを動かしている動機に矛盾を感じてしまうだろう。
この第2作には他の映画で使われていた型がいくつか見えた。
特に強く感じたのが「X-MEN」だった。
また、
物語の根幹に見える犠牲者が子供たちだというのは、現代社会の闇を露呈していた。
アメリカに入国する移民を、カルテルが人身売買事業にしている点はリアルだったしそれが現実でもある。
かつて第一線で活躍していたキング
冒頭のビンゴゲームの老人
彼がアナイスに伝えたかったことこそ、本当の彼女のことであり、彼女の過去と今でも生きている可能性のある息子だった。
このキングがクリスの妹ジャスティーンの力を借りていたことで、この第2作がスタートした。
人身売買組織のボス バーク
組織はイディス・サンチェスに売春させていたが、彼女が組織のしていたことをすべて記憶していて、そのピースがつなぎ合わされたことで、彼女の情報を恐れ殺そうとした。
物語は「後天的サヴァン症候群」というのがポイントだが、おそらく先天性もあるのだろう。
実際彼女の息子アルベルトもサヴァンだった。
事故によって脳の活動が特定部分に集約されたことで、イディスの特殊能力が開花した。
さて、
一番ややこしい点がそこで、つまり殺害に失敗したバークだったが、彼は後天性サヴァンで特殊能力を開花させたイディス=アナイスの保護者になって彼女を暗殺者と資金洗浄の頭脳として再利用していたというのがこの作品の核となっている。
そして、この作品は第1作を理解しなければ矛盾だらけに思えてしまう。
アナイスはバークの指令通りにナディアを殺害しようとした。
その際彼女の部屋で見た1枚の写真によって、アナイスは過去の自分自身を思い出すことになる。
アナイスやクリス、そしてブラクストンの語られない心理描写の数々は、作品そのものを面白くさせているものの、第1作を知らなければわからないという点に難が残ってしまった。
そしてまた、
フアレスに行って子供たちを救い出すシーンがあるが、ハッキングをしながら情報を見ている子供たち、特に彼らの妹ジャスティーンが絶体絶命の子供たちの映像を見ていられずに端末すべてをシャットダウンさせる辺りの心情描写は子供たちの素直さと純粋さを表現していて素晴らしいが、わかりにくくもある。
先天性のサヴァンが後天性になって特殊能力を開花させる。
この設定は面白かった。
ただ、
既に会計士クリスの背景が第1作で語られているとはいえ、そのままの彼の姿を挿入してほしかった。
設定としてしか残っていないクリスの背景
第1作を理解していなければわからない第2作という設定
面白さと難ありとがどうしても交錯してしまった。
あんなに良かったのに凡庸なアクション映画になってしまった
前作(というべきか)が素晴らしい作品だっただけに蛇足感が否めないというか、派手な銃撃戦でなぜか多勢の敵が全滅という、よくあるアクション映画になってしまったと感じました。
前作はストーリーの良さに加え、伏線張りと回収が見事に1作品内で完結していたため、これの続編は難しいだろうなと思ってたんですが、思いがけず続編がアマプラ配信と知って怖いもの見たさで視聴しました。
結果、案の定というかイコライザーに対するイコライザー2的なちょっとがっかりな内容で、やはり出来の良い単発前提作品の続編は難しいということを再認識させられました。
ベン・アフレックの「代役?」と見紛うばかりの加齢っぷりにも驚きましたが、そういった状況も踏まえ続編はコレで終わりにして、ダラダラ続けられるグダグダB級シリーズに陥らないことを祈るばかりです。
続編のあるべき姿の一例
非常に面白かったです。
1作目の設定をうまく活かしたバディものになってました。兄弟のキャラクターのバランスも良く、痛快なアクション映画だったと思います。
1作目のあの雰囲気を求める方には、何かちょっと違う感はあるかもです(^-^;
前作から9年、待ちに待った作品
今回のウルフは人間
前作は感情の起伏がないマシーンだったが、今作は人間味溢れるウルフが観れました。
いつものルーティンの目玉焼き、ベーコン、パンケーキ3つの食事もみれて大満足です。
いつも電話してる相手の正体もわかり、戦闘はもちろん銃撃戦も見応えありました。
最近の映画で多いハッキングのシーンは現実なら本当に怖すぎる。すごすぎて感心しました。
感情が芽生えたウルフとアニキ想いの弟との掛け合いもホッコリして笑えました。
続編作れそうなので期待して待ってます。
残念…
何で配信なんだ…
この作品は、映画館で観賞したかった。
今回の作品は、兄弟で協力して物語が進む。
クリスチャンウルフとブラクストンの会話や兄弟喧嘩?などの掛け合いが良かった
何が良いって兄弟で協力して、兄弟の絆が深まる暖かいシーンもあり良かった。
後、今の社会問題も含まれていて物語に納得が行くし見やすい。
クリスチャンウルフとブラクストンのアクションシーンは良かった
ただ最初に書いた通り何で配信?映画館で観賞したかったです!
その一言に尽きる。
後伏線回収は良かった。
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