「介護問題を温かく描いた作品」また逢いましょう tajuさんの映画レビュー(感想・評価)
介護問題を温かく描いた作品
誰もにも等しく訪れる“老い”。また若くても訪れる可能性のある障害とリハビリ。これらを、若くはない監督(ご本人は年寄りとおっしゃっていましたが)が、ストレートに突きつける若い監督とは異なる優しい描きかた。優しく描きながらも、介護職への問題点を突きつける、柔らかい表現ゆえに問題提起。上演後、監督さんと言葉を交わしましたがたまたま、自分の母親が世話になっている施設の近くでのロケと。これから、団塊の世代の人たちが介護が必要になるときに。東京では介護制度がかなり深刻になると言われています。そんな事を考えさせられる映画。
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