劇場公開日 2025年7月19日

「めざせ掬いの共同体」また逢いましょう Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5めざせ掬いの共同体

2025年7月22日
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単純

幸せ

ケガで歩行困難になった父親が通い始めた介護施設に、一緒に行く様になった娘の変化の話。

釣りに出かけて崖から滑落し病院に担ぎ込まれた父親のもとへ、東京で売れないマンガ家をする娘がやって来て巻き起こっていく。

3日が山と言われた父親が回復したけれど、右手は動かず歩行は困難という状況下、娘が暫く実家に残るという条件で退院が許可されるという流れだけれど、なかなかな老害っぷりをみせますね。

何て思っていたら、父親のことは結構どうでも良い感じで、ケアマネジャーや介護施設の職員たちと接する娘をみせるばかり。

彼女が主人公だから、それはそれでも良いけれど、ラスト15分ぐらいで急に主張がドーン。
某コラムニスト噛んでます?

障害者の権利が当たり前だーとか、そういう世の中にーとかそれが言いたかっただけですか?という、それ以外のドラマは全て中途半端な状態での終了でビックリした。

Bacchus