劇場公開日 2025年6月28日

「何もかも丸出しの映画」アジアのユニークな国 ケージさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 何もかも丸出しの映画

2025年7月15日
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鑑賞方法:映画館

笑える

斬新

コンプライアンスや自主規制、今ではひた隠し描くことを避けていることを、敢えて触れ挑発してくる映画だ。
空気感としては、全盛期の若松プロで若松孝二、足立正生、大和屋竺、沖島勲が挑発的に文句あるか?、好き勝手にやらせてもらうぜと世間を嘲笑ってた頃を感じる。
政治も介護も近隣コミュニティも、そして婚姻も妊娠さえも、どうでもいい問題に感じる個人か、はたまた社会の壊れ具合を他人事として、覗き見感覚で笑う。
ただ、本当に他人事なのかと、居心地の悪さを感じながら笑う。

ケージ