「表面的なインパクトに持っていかれがちだが」アジアのユニークな国 amaneさんの映画レビュー(感想・評価)
表面的なインパクトに持っていかれがちだが
主人公の発言や主人公の赤羅様な裸体にインパクトを置きながら、実は一つ一つの人物、現代日本への風刺が丁寧に描かれている。
皆が自分の持ち場において正しい行動をするのみで、正しさや思いやり、正義や信念はその状況、目の前の人に応じて面白いくらいに変化する。
それが真実であるかどうかなんてことは考えるに及ばない。
しかし、あのおじさんは、何故彼女の気持を射止めたのか。
生命力によって彼女の体を虜にしたのか、空気を読む力によって彼女の心を捉えたのか。
そして、彼女は何故あの仕事を始めたのか。
本当にお金のためなのか、はたまた至らない夫の代わりに生命力を持った男性を探すためだったのか。
(わざとらしい所も含めて)すべての人物が妙に生々しい。
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