ベートーヴェン捏造のレビュー・感想・評価
全176件中、101~120件目を表示
期待度○鑑賞後の満足度◎ 虚像と実像、天才を手の届かない場所まで持ち上げるか、自分達の処まで引きずり下ろすか、どちらを好むかは人各々だけど、結局大事なのは後に残した“音楽”。
事実は小説よりも奇なり
バカリズム脚本家とのこと&予告からギャグ映画かと思い、観るのもどうしようかと思っていたけれど、ギャグ要素は少なく想像していたよりも面白かった。
クラシックも好きなので、ベートーヴェンの名曲が流れて癒されたし、知らないことも知れて勉強にもなった。
小学生のときに歴史上の人物漫画をよく読んでいたことを思い出し、同じような感覚になった。
歴史上の人物の真の姿って、異なる可能性もあるとよく言われていますよね。ナポレオンは本当は英雄ではなかったとか、マザーテレサもしかり…。
それにしてもレイトショーではないのにガラガラだったのは残念だった。個人的には8番出口より全然面白かった。(8番出口の謎のおじさん役の河合大和がこちらにも出ていた。)
同じ日にブラック・ショーマンも観たが、個人的にはこちらのほうが面白かった。
『怪物』の子役だった子が出てた。声変わりもしており大きくなっていて、時の流れを感じた。
宣材用キャストにはイノッチの名前がなかった気がするのに、出演していてビックリした。
満員御礼でびっくりした。
同日公開にブラックショーマンがあるけれど、絶対に古田新太さんが出演しているので、こっちが先でしょと思い、こちらを先に鑑賞したしだい。
今日はランチ前に時間が合わず、ランチ後の15:00からの回。
ランチ後から2時間も開いているため、錦糸町まで、スカイツリーやら亀戸天神やらウォーキングをし、時間を潰した。
映画館の席につく頃には、クタクタに疲れて眠くなり、途中眠くならないか、心配になった。
ネットでチケット購入時、20人程すでに購入者がおり、いつもの席はGETできなかった。
そもそも、ブラックショーマンも面白そうだか、こちらを先にしたのは、古田新太さんが出演し、なおかつ脇役の方が個性的な方が多いため。
染谷将太さんも良かったし、8番出口の河内大和さんも出演していた。
前半はクスクス笑えるところご随所にあったが、後半は割とシリアスに。
シリアスモードで眠気がきたけど、ギリオッケー。
個人的には、中学生役の子がめちゃ可愛かった。情報なし。
将来に期待。
クラシック音楽好きには面白い
本当につまらない物語でつまらない映画
半分以上は心の声。
これって映画なのか?演技なのか?
「心の声で被せますので、演技は大体で大丈夫でーす。セリフ噛んでも大丈夫でーす。」みたいな演出になるのかな。
プロのナレーション付けて国営放送あたりででドキュメンタリーにした方がよいかと、30-60分番組でよいかと。
ただベートーヴェンファンは楽しいのかも。
バカリズムが脚本ですし、予告から勝手にコメディかと思ってたら全然違う。セリフはちょっと小気味よいクスッとできるところもあまりすが、半分以上は心のの声のようで、淡々として物語や映画としては本当につまらない。
最後まで見るのはかなりの苦行。
心の声だけで映画作るとこうなるのか、、、斬新。
どーでもいいな、、全体的に。
どっちのベートーヴェンでもいいし。
VFXなのかAIなのか分からないけど、背景も酷いし。
良い役者も多いのに。残念。
原作があるらしい。原作は文字なので心の声もセリフもないだろうし。
中学生役は柊木陽太、「怪物」の彼ですね。ちょっと大きくなりましたね。ちょっと残念。でも気になる役者さんですね。
もっとふざけた映画かと思ってた
ヨーロッパの話を日本人キャストで、しかも音楽室の肖像画とは対極にいるであろう古田新太さんがベートーヴェンという、そもそもがバカバカしいスタートなワケで。
無茶苦茶な設定だけど、語り部である音楽教師をシンドラー役として進めるのは、すんなりスライドさせるのに良かったと思う。
小澤征悦さんを弟役ではなく、野間口さんが演じた指揮者役にするのは...さすがにやりすぎか。
伝記ってのは、接した人にどう見えていたかで変わると思う。悪い印象があれば悪い人として伝わるし、良い印象なら逆。
『エジソンズゲーム』で、ガラッとエジソンのイメージが変わったし。
シンドラーが狂信者すぎて、もはやサイコパスのようだけど、シンドラー版の伝記はベートーヴェン的にどうなんだろう?必ずしも真実が良いとも限らないし。
序盤に、ナイフで刺しそうという伏線を張っておいて、最後に回収したのは良かった。
弟子のリース役でイノッチ。『特捜9』ファンだったから、コンビ復活で嬉しかった。
ドタバタ劇じゃなかった。推し愛あふれる捏造戦略の道程。
(鑑賞前)
バカリズムさんの脚本は好きだから、観に行きたいけど。ドタバタなコメディなら、自分は特に好きではないんだよな。でも、CGの背景がどんな感じなのかは気になる。
(鑑賞後)
クスッと笑える系だったか。好きだ。山田さんも古田さんもあて書き?と思える位、役にぴったりだったと思う。話に引き込まれてCGとか気にする間がなかったな。
19世紀の衣装を着た役者さんが大勢登場しますが、それぞれにちょっとクセがある演技のせいなのか、撮り方が上手いのか、はっきり区別できて観やすかったです。「8番出口」のおじさんも出演してました。
主人公周辺の人々が日本語で「やばくね」とか話してるのとか、音楽室の会話とかが、200年位前の欧米と令和の日本をつなぐ役割として効いてると思いました。
現在のメディアとかSNSのあり方や、真実とは?みたいな考察にもつながりそうな、深いテーマも散りばめられていて、想定外に見応えのある作品だと満足しました。
割とまじめな話なのね…
利にならないから
期待しすぎたかも…
交響曲第九が迫力満点
先生の語りが映像になる中で2〜3回現在に戻りますがそのタイミングが絶妙、抜群、良かったです。向こうへ行きっぱなしでは辛かったかも?
200年前19世紀のドイツの街並みがVFXで再現されてました。映像がタイムマシンで行ったかのように再現出来ますね。
そう、タイムマシンで当時を覗かなければその時の事は解らないと思いますよ。
後世の人達がああだろうか?こうかもしれない?と思いを馳せるのであって、それが歴史ロマンだと思う。
関わった人がああでしたよ、こうでしたよと語るのは捏造とは少し違うと思います。
逃した魚は大きいし、ウケた話は大爆笑だし、
話を盛るのは当たり前でしょ。
その中には悪意があったり敵意があったり、熱意があったり憧れがあったり、きっとそんなもんですよ。
原作ではないのでテレビドラマで見るようなコメディタッチではありませんが、バカリズム(升野さん)の脚本は十分に楽しめました。
キャストも「あぁこの人ねぇ〜」とワンシーンの出演でも楽しめましたよ。
最後までコメディだと思っていたので
すごく楽しみにしていたけれど、勝手に最後までコメディだと思っていたので、あまり面白くなかった。出てくる名前や俳優さんが知ってる人ばかりで、最初はこの人も出ているのか!と見ていたけれど、途中飽きてウトウトしてしまった。劇中ずっと聴こえていたアレンジされたベートーベンのBGMはとても素敵で、エンドロールの清塚信也さんのピアノは映画じゃなくてコンサートに行ったみたいだったけど、映画館じゃなくてもいいかな。
ラスト10分で「やるじゃん」とニヤリ。
原作は、もともと論文だったのをふくらませて
アントン・フェリックス・シンドラーの伝記に仕立てたもの。
世界に名だたる「ベートーヴェン伝」著者シンドラーによる改竄は、1977年の驚愕の発表以降、ようよう明らかになってきたが、その動機は不明、
という状況に切り込んだ作品。
原作はめっちゃ面白いんだけれど、
どう映像化するのかと思ったら、
ほぼ「映像劇伴つき朗読劇」といった趣だった。
――ラストの直前までは。
* * *
じつは映画が始まった途端、
「あれ? スクリーン間違えたか?」と思った。
だって、いきなり映ったのは、現代日本の中学校。
同じ時間帯で、学園ドラマの映画とか上映してたっけ?
そしたら、舞台は音楽室へ。
山田裕貴さん演じる音楽の先生が、
ベートーヴェンのピアノソナタ8番「悲愴」の第2楽章を弾いている。
ああよかった。間違えてなかった。と安堵。
そして先生は、柊木陽太(ひいらぎひなた)さん演じる中学生に、
ベートーヴェンの「会話帳」を改竄してその人間像を「捏造」したシンドラーの物語を始める……。
そういう入り方だからか、
19世紀ドイツが舞台なのにキャストが全員日本人で台詞が日本語でも、
すぐ慣れた。
そして、シンドラーの自分語りのナレーションが多いので、
ほぼ朗読劇。
なお、
日本語が今風なのは、原作の著者が敢えてそうしているから。
* * *
原作に忠実でよろしい、と
最後の20分を残したあたりまでは思っていた。
だがしかし。
あれ? なんか、急に展開が派手になってません?
あちゃ~、ドラマチックにしようと思って、やっちゃったやつか~、残念、
といったん株を下げた
と思いきや、
最後の10分で、
おお~、そう来たか!
それも計算のうちか!
と、V字爆上げ。
やるじゃん、とニヤリ。
原作にわりと忠実
シンドラー流ベートーヴェン伝ということだね
ベートーヴェン捏造
いや、バカリズム風シンドラーのベートーヴェンということか?
バカリズムということでコメディを期待して鑑賞したせいか、さして笑えなかったのは残念だった。
むしろ、ミステリーにしたコメディとすれば、膝を叩けたかもしれんない。
歴史の改竄や歪曲などは、よくあること。
司馬遼太郎史観による坂本龍馬や乃木希典など…
吉川英治風の宮本武蔵や平清盛など…
まあ、ベートーヴェンが日本人ならきっと貝多芬神社が建立されるのではないかなぁ
レビュー73
(°▽°)
ベートーヴェン捏造
19世紀ウィーンで起きた音楽史上最大のスキャンダルの真相に迫ったノンフィクション書籍「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」を、
バカリズムが脚本を手がけ日本で映画化。
難聴というハンディキャップを抱えながらも、数々の歴史的名曲を遺した天才音楽家ベートーベン。
しかし、後世に伝わる崇高なイメージは秘書シンドラーが捏造したもので、実際のベートーベンは下品で小汚いおじさんだった。
かつてどん底の自分を救ってくれたベートーベンを熱烈に敬愛するシンドラーは、彼の死後、そのイメージを“聖なる天才音楽家”へと仕立て上げる。
そんなシンドラーの行動は周囲に波紋を広げ、「自分こそが真実のベートーベンを知っている」という男たちの熾烈な情報戦が巻き起こる。
さらに、シンドラーの嘘に気づきはじめたアメリカ人ジャーナリストのセイヤーが、真実を追及しようとする。
主人公・シンドラーを山田裕貴、
ベートーベンを古田新太が演じ、
染谷将太、神尾楓珠、前田旺志郎、小澤征悦、遠藤憲一が共演。
人気バンド「Mrs. GREEN APPLE」でキーボードを担当する藤澤涼架が、天才ピアニスト・作曲家のショパン役で劇映画初出演を果たした。
監督は「地獄の花園」などでもバカリズムと組んだ関和亮。
ベートーヴェン捏造
2025/日本
_φ(・_・
作品の背景と真実性
実在の事件:
19世紀のウィーンで起きた、ベートーヴェンのコミュニケーション用筆談ノートが改竄され、彼の「孤高の天才」というイメージが形成されたという「会話帳改竄事件」を扱っています。
ノンフィクションが原作:
このスキャンダルを調査したかげはら史帆氏によるノンフィクションが原作であり、物語はフィクションのスパイスを加えられて映画化されています。
「嘘をつく」というタイトルの意味:
原作のタイトルが『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』であることからも、捏造の事実とフィクションの要素が組み合わさっていることがわかります。
したがって、「ベートーヴェン捏造」というテーマはフェイクではなく、実話に根差した衝撃的な音楽史上最大のスキャンダルを描いた作品と言えます。
人間だから話を盛るのは基本
ベートーヴェンの生涯☝️
劇場で見てもいいかな〜作品が多々ある中こちらをまず鑑賞‼️。
バカリズムさん脚本の作品だから面白そうと思ったのも選んだ理由かな☝️。
生涯とは書いたが物語は亡くなる十数年前ぐらいの設定かな❓シンドラーと知り合う時期ぐらいの話ですね。
シンドラー目線のベートーヴェンを尊敬するあまりに美勇伝作りすぎたね、後々でよく捏造を調べ上げたもんですね💧。
耳が不自由なのしってたけど若い頃から難聴だったんですね、それで作曲て捏造しなくても十分すごいような☝️、脚本がコメディ路線で作成してるから笑いどころもたくさんあるし、大筋はちゃんとその通りっぽいからその辺の歴史の勉強にもなるのかな❓(笑)。
知ってる曲や劇場の音で聞くのは迫力がありました、そちらもある意味良かったかも。
山田裕貴さん今年は結構お見かけするから撮影時季被って大変だったのかな〜など思いながら観てました。
これからのご活躍にも期待大です😊。
ビックリ出勤者で井ノ原快彦さん出てたのは「えっ」ってなりました、違う人かな❓っと思ったけどやっぱり井ノ原さんでした、名前がなかったからビックリしましたよ💧久しぶりの役者さん姿でしたね、いいキャラして演じてました😄。
全176件中、101~120件目を表示














