劇場公開日 2025年9月12日

ベートーヴェン捏造のレビュー・感想・評価

全221件中、181~200件目を表示

4.0「信頼出来ない語り手」の映画を続けて観てしまいました。

2025年9月13日
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鑑賞方法:映画館

知的

映画の中の世界は現実世界とは別の世界で虚構。映画のリアリティとは現実に見えるかではなくて、映画の中で表された世界感のなかで一貫性があって自然に感じられること。極論を言えばドキュメンタリー以外はみんなマルチバース映画と言える。

劇中、日本人音楽教師が語る19世紀ヨーロッパの出来事が描かれていて、日本人俳優がヨーロッパ人を演じている。目の前の虚構世界に入り込めるか観客が試される。

コメディ色が思ってたより低くて、テーマはシリアス。新解釈シリーズっぽいのかなと思って観たら、歴史ミステリーでした。そして「信頼のおけない語り手」の話にまで。そこは原作小説の色なのだろうと想像。

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まーぱ

4.0ベートーヴェンを聴きながら毒を浴びる

2025年9月13日
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鑑賞方法:映画館

 バカリズムの毒が散りばめられていて面白い。

 シンドラーが秘書として関わった晩年のベートーヴェン。小汚くてわがままなオヤジは、子供向け伝記で知った苦悩するベートーヴェン像とはかけ離れている。
 大人になってみると、世の中に出回っている伝記の類は、脚色が当たり前だと知ることになる。だけれども、読み物として面白くない伝記は手に取りたくない。そこに伝記作家の筆が発揮されることになり、良きにしろ悪きにしろ、物語として読者を惹きつける方向に仕上がる。

 こういった伝記の宿命は、バカリズムは百も承知。「シンドラーがベートーヴェン像を捏造することは普通じゃね」というスタンスで、周りの人間もバカリズムフィルターでカリカチュアしまくる。
 日本の俳優が演じることによって、より人物像が捉えやすくなっているし、交友関係も頭で理解しやすい。

 ベートーヴェンの素晴らしき音楽を聴きながら、毒を浴びるのも乙でございます。

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bion

2.5キャスティングは面白そうな役者さんばかりでしたが バカリズムの面白...

2025年9月13日
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キャスティングは面白そうな役者さんばかりでしたが
バカリズムの面白さが感じられなかった。
設定の面白さや会話の面白さなど
バカリズムらしいさがあまり感じられなく
普通のストーリーになっていたので
退屈に感じてしまった。
バカリズムの脚本のドラマは
いつも楽しませて貰ってるので期待していたが
全体的に暗くてウトウトしてしまった。

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TAKU

3.0理想、幻想、妄想…真実?

2025年9月13日
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楽しい

ベートーヴェンの死後、著者でベートーヴェンに纏わる嘘を書いた元秘書のシンドラーの話。

音楽室に忘れ物をして取りに行った生徒と音楽室でピアノを弾いていた先生が、ベートーヴェン談儀をしている体で、1822年にベートーヴェンの大ファンだったシンドラーが、秘書になる様子からみせていく。

タイトルは確かにその通りだし、特報ではガッツリコメディみたいな印象だったけれど、シンドラーとベートーヴェンの関係性や、著者ベートーヴェン伝を書くに至る過程、そしてその後の話しを案外マジメに見せてくれる感じ。
かといって堅苦しかったり暗ったるかったりもなくちゃんとおふざけは忘れずコミカルだし。

この辺の話しに詳しい人には異論があったり物足りなかったりはあるのかも知れないけれど、ほぼ知らない自分にはとても面白かった。

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Bacchus

4.0求めるのは真実か事実か

2025年9月13日
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マスゾー

3.0ドラマが薄かったのが惜しい

2025年9月13日
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原作本は、読みやすさを意識して文体を崩しすぎ、かえって読みにくく、ノンフィクションなどとは言えない代物だった。それに対してバカリズム脚本は、逆に大人しく、全体として大変落ち着いて、啓蒙的ですらあって、ベートーヴェンに詳しい人たちにも許せるレベルに仕上がっていたと思う。映画の作りも極めてオーソドックスで、全体的に誠実な作りだった。それは、シンドラーの捏造をテーマにした以上、ベートーヴェンをさらに捏造するわけにはいかないという歯止めがかかってしまったせいなのかと感じた。日本人役者の違和感を薄めるためか、音楽室の対話という額縁が用意されたが、それ自体は悪く無かったし、その直前に古田新太の校長を出すなど、絶妙なくすぐりも生きていた。ただ、あまりに冒険がなく、音楽教師がなぜシンドラーの話をしたのか、聞いた生徒に何が残ったのか、最後の生徒のセリフも直前の伏線回収でしかなく、消極的というしかない。バカリズムの萎縮が見て取れた。
 そして肝心のベートーヴェンとシンドラーのやり取りも、ドラマとしては薄く、出来事としては分かりやすかったが、生身の人間として伝わるものは希薄だった。これは仕方のないことだが、会話帳を介しての会話なので、テンポが遅くなり、その分ドラマも緩くなる。そこは、作り手にもジレンマがあったのかもしれない。演技レベルは凸凹があり、個人的には小澤征悦が良く、最も違和感なく世界観にはまっていた。古田新太の第九の指揮も、音楽家の指揮にちゃんと見えて感心した。山田裕貴も誠実な演技だった。しかし、このエピソードを最大限映像化しようとした時に、山田裕貴かなあ?とは思う。シンドラーの肖像画を見ると、相当強烈なキャラだったろうと、暴挙も含めて思うからだ。ナレーションのセリフではなく、会話と絵で更に伝えられるものが多かったはずで、極めて淡白、そこは惜しくもどかしかった。全体的に題材に対する作り手側のリソース不足が感じられた映画だった。

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momonga1

2.0会話劇

2025年9月13日
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偉大な天才音楽家・ベートーベンにまつわるスキャンダルを実写映画化した会話劇。バカリズムの脚本ということで楽しみに鑑賞したが、残念ながら面白みに欠ける印象で不満が残る。

2025-136

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隣組

3.0皆さん、曲者でしょ

2025年9月13日
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本人さん(有名人)も演者さんも皆曲者ですよね
バカリズムさん、最高です

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たつじ911

3.5何が

2025年9月13日
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真実かはわかりませんよね?ベートーヴェンが耳が聞こえてたら、話は大きく違っている感じですよね。クスッと笑わせるウィットの利いた感じがバカリズムさんらしいですね。

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ごっとん

3.0安心のバカリズム

2025年9月13日
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 古田新太のベートーヴェンは愉快。
バカリズムの書くセリフは楽しい。
ちょっと楽しみ、期待しすぎた感もあるかな。
バカリズムの、あの2つのドラマが面白かったから期待しちゃうのは致し方ない。

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ねこのあお

3.5歴史には「真実」よりも「ストーリー」の方が大切なのかもしれない

2025年9月13日
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tomato

3.5まさしく「憧れは理解から最も遠い感情だよ」が当てはまる

2025年9月13日
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ゆづ

2.0退屈

2025年9月13日
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多くの時間登場人物のナレーション形式で物語を進める。これが俺には合わん。盛り上がりがあるのかも知れへんけど伝わって来んし映像からの緊張感も同じく伝わって来にくい。
ベートーベン好きな人にはええお話なんかな。
バカリズム脚本で期待しとったけど俺の求めているものとは違うた

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灼熱のアッザム・リーダー

3.0⭐︎3.3 / 5.0

2025年9月12日
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まー。

4.0スッキリー

2025年9月12日
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やんやー

3.0後半のミステリー調に変わっていくのは面白かった!!

2025年9月12日
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知的

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HEBE1010

4.0ベートーヴェンの秘書シンドラー

2025年9月12日
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スゴイ秘書ですね。

ベートーヴェンは耳が悪かった。なのにスゴイ音楽を作った。

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完

3.5頭のいい子(ガキ)は嫌いだよ

2025年9月12日
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もう少し大きな笑いが欲しかったです。
ニヤってさせる程度ではちょっと寂しい…

チープなVFXがその衣装と相まっていい味になってます。
音楽室の肖像画とは全く違うんだけど古田新太がそれっぽく見えてしまう(笑)
狙い通りなんでしょうね。
ストーリーとして現代といにしえの切り替え方がスムーズで素敵だなと。
人間のギスギスは今も昔も変わらないと表現するのに職員室のシーンもあった方が良かった?

本音を言うとバカリにはもっと楽しく笑える作品書いて欲しい。
演者としても作家としても21世紀の『青島幸男』だと思ってるし。

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REGZA521

3.5バカリズム作品

2025年9月12日
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単純

驚く

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ちえべ
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