「コメディの中心を担うにはまだ力不足なのかも」ベートーヴェン捏造 ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディの中心を担うにはまだ力不足なのかも
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期待していたのですが、全体的にはあまり面白くなかった感じです。
古田新太さんが横暴な変人のベートーベンを縦横無尽に演じる前半はそれなりに面白かったのだけれど、後半、ベートーベンの死後の捏造部分が冗漫に感じました。
最初から出突っ張りになってしまう山田裕貴さんの演技力が足りないのかもしれません。
また、豪華な脇役も中途半端な使い方で宝の持ち腐れにも思えました。
山田裕貴さんは、雰囲気のある良い役者だとは思いますが、「木の上の軍隊」でも、この映画も、一人での芝居は少し物足りない。また、ナレーションも引き込まれるものが足りないと感じます。
コメディの中心を担うには、まだ力不足なのかもしれません。好きな役者さんなので、今後の精進に期待しています。
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toshijpさんのコメント
2025年10月6日
脚本の段階で物足りなさがあったと感じました。そして山田裕貴は良い役者さんで今後に期待していますが、生真面目な感じがするのでおちゃらけた映画には(現時点では)向いていなかったかもと思います。
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