「抱腹絶倒のコメディを期待したらダメ」ベートーヴェン捏造 Bratscheさんの映画レビュー(感想・評価)
抱腹絶倒のコメディを期待したらダメ
評判があまり良くないので、ちょっと不安でしたけど…
杞憂でした。全然、普通におもしろかった。
あれですよね・・・
「バカリズム脚本のコメディ映画」だと思って、抱腹絶倒の映画を期待してたら「期待外れ」かもしれませんね。
意外と、きちんとした伝記ものですよ。
あとは・・・
ベートーヴェン関連のエピソードについて、ある程度の基本的な知識がないと、お勉強みたいな感じになってしまう部分もあるのかも⁉︎
基本知識がある人であれば、知っている場面を映像化してくれてるだけでも面白いし、各キャラクターを役者さん達が適度なユーモアを加えて演じてくれているだけでも十分におもしろい。
そこに、「あー、そんな感じで話を盛っちゃったのねw」というのが乗っかってくるので、私はとても楽しく鑑賞しました。
バカリズムらしさが出ているのは、彼一流のニヒルなダークさというか、皮肉屋の部分ですね。
最後に、語り部である中学教師(山田くん二役)に、聞き手の中学生が鋭い指摘をする。
あれが、バカリズムの言いたいことなんだろうと思います。
思わず、ニヤッとさせられる皮肉な一言。
ああいう視点、バカリズムの良いところだと思います。
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