「ドタバタ劇じゃなかった。推し愛あふれる捏造戦略の道程。」ベートーヴェン捏造 choさんの映画レビュー(感想・評価)
ドタバタ劇じゃなかった。推し愛あふれる捏造戦略の道程。
(鑑賞前)
バカリズムさんの脚本は好きだから、観に行きたいけど。ドタバタなコメディなら、自分は特に好きではないんだよな。でも、CGの背景がどんな感じなのかは気になる。
(鑑賞後)
クスッと笑える系だったか。好きだ。山田さんも古田さんもあて書き?と思える位、役にぴったりだったと思う。話に引き込まれてCGとか気にする間がなかったな。
19世紀の衣装を着た役者さんが大勢登場しますが、それぞれにちょっとクセがある演技のせいなのか、撮り方が上手いのか、はっきり区別できて観やすかったです。「8番出口」のおじさんも出演してました。
主人公周辺の人々が日本語で「やばくね」とか話してるのとか、音楽室の会話とかが、200年位前の欧米と令和の日本をつなぐ役割として効いてると思いました。
現在のメディアとかSNSのあり方や、真実とは?みたいな考察にもつながりそうな、深いテーマも散りばめられていて、想定外に見応えのある作品だと満足しました。
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