劇場公開日 2025年10月17日

おーい、応為のレビュー・感想・評価

全288件中、161~180件目を表示

3.0お~い、XXと言いたかっただけで終わる

2025年10月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

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The silk sky

2.0北斎の家事で才能を浪費した人、になっちゃってて魅力激減

2025年10月20日
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鑑賞方法:映画館

葛飾応為こと、北斎の娘お栄については、詳しいことは分かっていない。
だからどんなお栄を描くかは、表現者の自由。

ワタクシが今まで読んだ(観た)のは

杉浦日向子著「百日紅(さるすべり)」(1983〜88連載)
とそのアニメーション(2015)。
「嫁入り前」のお栄を描いている。

朝井まかて著「眩(くらら。2013)」はお栄の一生を、
とくに「嫁入り後」を中心に描いている。

どちらも、いろいろ違いはあるものの、お栄を、
北斎の代筆も務めるほどの実力者と認められていたにもかかわらず
表に出ようとはしなかった存在
としていた点は共通。

というのも、第一人者久保田一洋さんらによる最近の研究では、
北斎作とされているものの中に
少なからぬ応為作品が含まれている可能性が大きいというのである。

  *  *  *

映画「おーい、応為」では、残念ながらお栄の人間像は、
「好きな絵は(なんやかんやの末)描くようになったけれど、北斎の家事で才能を浪費した人」
とされていた。
(「眩」では、嫁に行こうが出戻ろうが、描くことはずっとやめない)

北斎の代作の話など、
つゆほども出てこない。

だから前記2作品と、ベクトルが180度異なっている。
これがワタクシには、受け入れられない。
魅力激減。
最後まで観るのに忍耐を要した。

そういう本筋に加え、
個々の場面の台詞と演出も、不出来と言わざるを得ない。
とくに善次郎は、惨憺たるものだった。

「百日紅」から借用した場面も、
とってつけたような感を否めない。

結局、監督(と脚本家)は、
何がしたかったのだろう。

  *  *  *

応為つまりお栄の作であることが確実な傑作
(であることが後世わかった)
「夜桜美人図」と「妓楼格子先図」は、映画でも描かれた。
それがまあ、救い。

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島田庵

2.5期待外れかな、、

2025年10月20日
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難しい

北斎の物語を観ている感じで、
応為の絵の凄さが
あまり伝わってこなかった。
途中退屈で居眠りしてしまいました。

音楽と映像が合ってないのも
気になりました。

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加衣

3.5おーい!お茶!

2025年10月20日
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長澤まさみさんが若い!
永瀬正敏さん国宝の時も光ってましたが彼しかできないもの凄い演技です
よくできた作品です!

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マスキ

3.0長澤まさみさんの

2025年10月20日
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老け顔が良いですねー。この女優さんはこれからもっとすごくなるんじゃないかと実証してました。映画は思いっきり芸術に寄せてます。ただ自分は音楽がとにかく合わなかったです。富士山のパートで少しボーカルが入るのですが全部あのテイストだったら良かったのに。昭和のキャバレーみたいで…

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michi

3.5応為より北斎が目立っていたような。

2025年10月20日
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長澤まさみの応為、鉄火な感じというか漢という感じは彼女らしい演じように思いましたが、父として、画狂人としての北斎が、作中では印象に残りました。

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ないちゃん

3.0主人公は北斎?

2025年10月20日
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北斎の娘、応為が主人公で二人の日常を描いた作品。一番はじめに気になったのは、応為役の長澤まさみさんが、ガタイが良すぎて着物が似合ってない。あえて、飾り気のない着流し風にしたのだろうけど、肩幅!(私は個人的に今の役者さんなら尾野真千子さんがいいなあ、と思った)
あと日常が冗長に感じられた。北斎がメインでないの?くらい永瀬さんは頑張ってた。長澤さんは、男勝り、勝ち気な役柄があんまり板についてない感じがしました。

余談。今作の原作のひとつの「百日紅」はアニメ映画化しているので、個人的にはそちらの方がおすすめ。

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mz

3.0応為がファッションモデル?

2025年10月20日
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長澤まさみに遠慮したのか、もっと汚れの応為を期待してた。セリフの少さに心情を役者の間で表現させようと意図したのかも、でも周りの役者と絡まっていない。
カメラワークも下手。
NHKで宮崎あおいが演じた応為が全然良かった。
残念。

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gottama

3.0応為の、ではなく応為と北斎の物語

2025年10月20日
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長澤まさみさんは何をどうとっても絵になりますね。
着崩した着流しも、無造作に纏めた髪も、それだけで格好良く見えるというのはさすがとしか言いようがないです。

話の方は応為の半生を描くという建前ですが、出戻ってからずっと北斎と一緒にいるので、実際のところ親子2人のストーリーという感じです。
ただ、あくまでもメインは応為なので、北斎にフォーカスするシーンはありません。

・気になった点
どこかしら連ドラ総集編を観ているような感じがしたのは、シーン転換が多かったからですかね。
まあ、長い期間を描くんでエピソード毎に切り替えがあるのは仕方ないんですが、ストーリー的な繋ぎがなくポーンと話が切り替わるので、特に前半〜中盤は少し気になりました。

・良かった点
寺島しのぶさん演じる母親に「赤を身につけると女は優しくなる」と言われた以降、応為が美人画を描くシーンでは袖口を赤く塗っているカットがあります。
自分はそういった着方はしないのに、女性を描く時はいわゆる"らしさ"に気をはらうんだなぁと、個人的に気に入った描写です。

・総評
主演の長澤まさみさんを観るための映画って感じですね。
史実では、北斎作とされているものの中に、かなり応為作があるという説もあったり。
劇中は応為が絵で評価を受けている様子が薄かったので、ストーリー的にそのへんも織り交ぜていけばよかったのになーと思いました。
永瀬さんは熱演ではあるんですが、演出が少し過剰かなーと。
この辺は大森監督がお好きな方は気にならないかもですが…

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windploof

3.0やり直しが、効かないので

2025年10月20日
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 例えば、ハラミちゃん。音大を出た後、一般企業に入社したのですが、どうにも落ち着かず、知り合いの勧めで、ストリートピアノに、向かい合うことにしたそうです。突出する何かを持つ方は、突出する世界に納まるみたい。
 そうではない私には、突出する世界の苦労は、分かりません。たださ、生涯を掛けて描く私達の生き方も、過去に戻って、やり直しが効かないのは、同じかなぁ、と。

 今日の仕事の出来は、ひどい有り様でした。自営業なら、収支がマイナス状態。それでも、映画を観てきました。今日、見逃すと、やり直しが効かない気がしたからです。
 そこまでして私が探しているものって、何だろう。私の生涯を通じて、手に入れたいものって、何だろう。スクリーンを通して、よそ様の人生の、何を知りたいのだろう。その何かを探すのが、私の生涯かもね。
 二つの原作を、一つにまとめた映画だとか。珍しいですね。「百日紅」は、杏さまが、応為姐さんの声を担当した映画版がありますね。観比べると、鉄蔵爺さんの描き方が、ちょっと違うので面白いですよ。
 この映画ですが、光の使い方が好き。水木しげる御大が遺していますけど、電気のない時代、今以上に夜が暗かったそうです。だからこそ、妖怪も、大勢いました。当然、家の中は昼でも暗い。そんな仄暗い世界を、覗き見した気分です。

 ごめんなさい。やっぱり私、北斎より、歌麿や、鈴木春信が好き。ただ、この映画を観て、何故、鉄蔵爺さんが富士の山に取り憑かれたのか、ちょっと共感できるようになりました。それだけで、レベルアップした気分。私も、富士山を間近で見たら、富岳三十六景の続編、描けるかしら。応為姐さんの生き方、真似できるかしら。もっとも、今の私は、応為姐さんに罵倒される旦那レベルの人生かなぁ。ま、それでも、いいや。私の生き方は、私だけのものだし。映画館で、自分の生き方と、他者の生き方を比べる日々を、止めるつもりもないし。それが私の、やり直しが効かない生涯かもね。
 次は歌麿さん、映画にならないかなぁ。因みに、歌麿さん、春画を描いたのがバレて、手鎖で拘束、自宅軟禁の刑にされたことあるそうです。そんな歌麿さんから見たこの世界は、どのように映ったんですかね。それに、歌麿さんの元絵を、浮世絵として世に広めた彫師と刷絵師の苦労話も、見てみたいものです。

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機動戦士・チャングム

5.0美術史を学ぶ

2025年10月20日
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豆知識を必要とする映画ですね。事前に美術展ナビの記事を読んで鑑賞しました。この分野の専門家が観るとThemeのひとつは光と闇だそうです。確かに冒険活劇の様な明快な色調に比べ何か落ち着いていて陰影に富んでいた。🤔その様な感覚を自分は憶えます。この作品に登場する葛飾応為は家父長制の中にあって破天荒であるけれどもそれは型破りなだけで決して形無しではない🤔🧐彼女の内面を概念的暗喩として火若しくは炎で現している。そして物語のClimaxである《吉原格子先之図》を連想させる場面では「張見世」を応為が眺めているのだが演出だと理解しつつも終始 無表情なところが印象に残ります。映画は面白く愉しめたが如何せん生産性を求められる現代を生きている者にとっては最初、この時間軸に合わせるのが少々戸惑いました。🤣大森立嗣氏が『日日是好日』と同様に本作も監督を務めました。樹木希林さん曰く所作を最初から学ぶ その効果は必ず画面に表れる。『おーい、応為』では東京藝術大学出身の専門家が指導・監修を担っています。長澤まさみさんの長い筆を持つ手が美しい 永瀬正敏さんの絵と向き合っている佇まいも素敵です。 あと2回は観るかも🥰😆🤗

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麻婆春雨と担々麺 大盛

4.5天才の娘の焦燥

2025年10月20日
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知的

癒される

カワイイ

おもしろかった。天才の娘ゆえの悩み、苦しみを淡々と描く秀作。「国宝」のようなドラマは少ないものの、ふたりの絵を通しての交流は、穏やかだが丁寧に描かれている。長澤まさみは、主人公の江戸時代の女性の枠組から外れるようでいて、その枠組みの中から逃れられない苦しみ、焦燥感、心の中でもがいている姿を描いて好演。天才・北斎はひたすら絵を描くことで親子も権威にも無関心。どんなに売れても有名になったあとでも、「まだ猫(犬だったかな)もちゃんと描けねえ」とつぶやく。そんな変人を永瀬も好演。しかし一番よかったのは、犬。この犬の名演技が、寡黙でぶっきらぼうな親子をつないでいる。温かい映画です。

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zukunasi

3.5物には執着しない芸術家親子の生き様、でも…

2025年10月20日
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「おーい、応為」というタイトルで長澤まさみさん主演、てっきり三谷幸喜さんの脚本なのかと思いました。北斎とお栄の関係を知らなければ、このタイトルだと我儘な父親に振り回される気立ての良い娘の奮闘記を想像します。

本作のお栄は着物の着崩し方、無造作に留めた髪と帯を低く締めて男の様に歩く姿がカッコいい、とても男前な女性でした。
娘から「鉄蔵!」と呼ばれた北斎の永瀬さんも仙人みたい、そしてとにかく2人の生きざまをカッコよく見せる作品だったと思います。
金にも名声にも豊かな暮らしにも無頓着、ひたすら絵に情熱を注いだ人生でした。

でも応為の映画としてはなんか物足りない、女性が絵師として生きる決意、葛藤は描かれない。
本心をあまり出さず、唯一感情を露わにしたのが、北斎に「おれは好きでお前とお前の絵を選んだんだ」と言うところでした。
北斎の死後の応為の記録が無い、というのも、女性が軽んじられていたことを示している様に思います。その辺の生きづらさもあったのではないかと思いました。
彼女の吉原の絵は素晴らしく、ただ父親のサポートをしていたわけではないですよね。

また、登場人物が少ないと思いました。版元などが絡んでも良かったのではないでしょうか。
長澤さんと永瀬さんの演技は観る価値ありです。
奥野瑛太さんとワンちゃんたちも良かったです。

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ゆり。

3.0タイトルは【北斎と応為】が妥当

2025年10月20日
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かーるぞん

2.5残念極まりない。。!

2025年10月20日
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リボン

3.0いったい、何を描きたかったのだろう

2025年10月19日
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200年前の街並みは、きっと本当にこんな感じだったんだろうな、と感心しながら見ているうちに、登場人物にも、なんか自分のそばにもこんな人いそうだな、という親近感を持ってしまいました。

でも、物語としては、さしたる展開もなく、葛飾親娘の生き様のようなものも特段伝わってこなくて、終始退屈なまま終わってしまいました。

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グレシャムの法則

0.5びっくりした

2025年10月19日
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単純

リサーチしていなかったのも悪いが、まさかこんな抑揚のない映画を見せられるとは思わなかった。
良かったのは長澤まさみが格好いいとこぐらいかな。
あとは、たまに出る怒号と半鐘の音で睡眠の邪魔をされるのが困りもの。
観客は5人いたが、誰も途中で帰らなかったのもびっくりだった。
高評価、星5つをつけてる方は100点の5点って事なのか?

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てつ

2.5何なのか

2025年10月19日
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どっちつかずの映画だった。
いい加減にしろ、と思うような演出もあった

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JYARI

2.5構図が定まらないピンぼけ絵画作品

2025年10月19日
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葛飾北斎の娘、応為が主人公のドラマですが、テーマは、画家としての応為の生涯なのか、北斎との父娘ストーリーなのか、北斎の話なのか、まるで焦点も構図も定まらない内容でした。前半は、肝心の応為が絵を描くシーンが全然ないので、ひたすら怒鳴り続けているだけの印象です。エピソードもぶつ切りでつながりに乏しく、展開が単調で睡魔に襲われます。さすがに後半から父娘で絵を描くシーンが増えてくるけど、北斎中心の展開で、応為の画家としとの苦悩や独特のタッチを生み出すエピソードは皆無です。応為のお話は、本作の原作の一つである、杉浦日向子の『百日紅』や、直木賞作家の朝井まかての『眩』とか、素晴らしい作品があるのに、監督や脚本家が変にこねくり回したような感じで残念。役者では、長澤まさみが熱演しているけど、残念ながら演出サイドが活かしきれていません。永瀬正敏も、衰えていく北斎役を演じ切って、いい感じだけにもったいないですね。

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シネマディクト

4.0おーい飯 おーい筆

2025年10月19日
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時代を生きた葛飾親子の壮絶さが、スゴイ!あんだけ貧乏な生活から、世界中から評価される作品を仕上げる生き様に、感服。

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DnaH