劇場公開日 2025年10月17日

おーい、応為のレビュー・感想・評価

全288件中、241~260件目を表示

4.0役者がいい

2025年10月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

ドキドキ

匂いまで感じるような江戸の庶民の暮らしが描かれています。ごちゃごちゃと雑多なものであふれた住まい、這いつくばるように絵を描く絵師、長屋の井戸さらい、金魚売りの声、祭りに遊郭。目の前に広がる江戸の風景に魅了されました。長澤まさみと永瀬正敏のぶっきらぼうで愛想のないやりとりの底にある親子の愛も良かった。いいかげんで甘ったれなダメ男役の高橋海人が最高に色っぽくてもっと見たいと思いました。

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Marcylee

4.0職人技が光ってた

2025年10月18日
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uuummm

4.5最後まで楽しめた

2025年10月18日
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興奮

驚く

応為役の長澤まさみさんの着物姿がキレイでずっと見てられる良い作品。
北斎と過ごす生活や作品を作る二人の姿が何度も描写されるシーンの中に、二人の代表作があちこちに登場し、この作品はこんな状況で書かれたのかも知れないなと興味をそそる内容でした。北斎と娘の応為の生き様にフォーカスしたこの映画は、彼らから生み出された作品を違った視点で見ることができ、とても興味深く楽しむことが出来ました。

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よっさー

3.0才能

2025年10月18日
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ある親子で、絵を描いている姿勢はそっくりで画風も似てますね。流石親子。でも、話は盛り上がりが少なかった気がします。

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ごっとん

5.085点/☆3.5

2025年10月18日
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難しい。今作の感想はとにかく難しい。

葛飾北斎の娘・葛飾応為(お栄)の半生を描いたこの映画。
江戸中期の浮世絵界を舞台に、天才絵師の父娘が織りなす師弟関係と女性の覚悟を追う。

期待を胸に劇場へ足を運んだが、ハッキリ申し上げれば、面白くなかった。

是か非かで言えば、圧倒的に「非」が勝り、せっかくの「是」さえもったいなく霞んでしまった。
こういった作品だとレビューをわざわざ読む人も少ないだろう。
それでも、数少ない「面白かった」と感じて訪れた人に「つまらなかった」と突きつけるのも、レビュアーとしてどうかと思う。だからこそ、書きづらい。難しい。

物語は、夫と離縁したお栄が父・北斎のもとに戻り、再び絵師としての道を歩み出す姿を描く。
本来であれば「父の名声に隠れた娘の才能と苦闘」が主軸になるはず。だが蓋を開けてみると、印象はほとんど北斎の伝記映画。娘の視点で描かれているようで、結局は父の老年期の哀愁と豪快さが主役を食ってしまう。

夫との離縁以降に焦点を置いた構成のため、父娘の関係性の原点がぼやけ、師弟関係への移行も弱い。
また、応為や北斎の事前知識がなければ理解が追いつかない展開も多い。
キンプリの髙橋海人をキャスティングしたことで若い観客を呼び込んだのは確かだが、その層に向けた導入や説明がほとんどなく、作品としての「親切さ」に欠けていた。結果、観客は置き去りにされてしまう。

どうしても看過できないのが音楽。
全編に散りばめられたトランペットの旋律が、作品世界を著しく損ねている。
「なぜトランペットなのか?」
江戸の情緒と噛み合わず、映像との齟齬に鳥肌が立つほど。
冒頭とエンディングで同じメロディーが繰り返されるのも、作品全体を軽く見せてしまった。

それでも救いはある。キャスト陣の演技。
長澤まさみの応為は、成熟した女性の色気と覚悟を見事に両立している。
「兄妹としてしか見られない」とフラれた後、女を捨て絵師として生きる決意を固めるシーン。
着物の着こなし、かんざしを捨て去る覚悟、髪型の変化。
細部の演出で、応為の内面的変化を静かに、しかし鮮やかに映し出していた。

そして何より、真のMVPは永瀬正敏。
老年期の北斎を、繊細さ・豪快さ・哀しみのすべてで体現した。画面に立つだけで空気を変える存在感。今年の映画賞で彼の名を聞く日も遠くないだろう。

そして、終盤の父娘のシーン。
死を悟り、娘を気遣い自由に生きろという北斎の言葉に、お栄は激高する。
娘であり弟子でもある。その複雑な関係性がぶつかり合う。
父への尊敬も、絵師としての誇りも、同じ熱で燃えている。
弟子であり娘であるからこそ、彼女は言う。
『嫌なら、最初からここにはいない』
その一言に、すべてが込められている。

85点/☆3.5

哀しい。映画を酷評するために観に行くわけじゃないし、そんなレビューを書くためにサイトを訪れているわけでもない。
ただ、この胸の奥底から湧き上がる虚しさを、文字に昇華しないと気が済まない。

応為の人生は、本来もっと輝くはずの物語。知れば知るほど、応為の情熱と自由奔放さが現代に響くのに、この映画はそれを十分に引き出せなかった。
せめて演技の余韻だけは心に残るだろう。

2018年にNHKで放送された
『眩(くらら)〜北斎の娘〜』(宮崎あおい・長塚京三主演)の方が応為という人物の魅力と苦悩を、より丁寧に描けていたと思う。
女性の立場、絵師として生きる日常、描くことを魅力的に表現した演出、絵師とは何かの本質に最も近づいた映像化だったと思う。
ここに、その記憶を記しておきたい。

こんなレビューは、もういらん。

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映画感想ドリーチャンネル

3.0⭐︎3.2 / 5.0

2025年10月18日
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まー。

3.0北斎の娘として良くも悪くも作用。

Kさん
2025年10月18日
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葛飾北斎の娘に焦点を当てた作品を
楽しみに待っていました。

皆様の熱量ある演技に感動。
劇伴も素晴らしくて聴き入りました。

絵師としての葛藤や満たされない心、
死への恐怖に深く共感。

そして、不器用な親子関係の中にある確かな繋がり。

絵の一枚一枚に魂が込められていて
構図、色彩、色の濃淡など息を呑む美しさ。

寺島しのぶさん演じる応為の母親・ことが
「女は、赤いものを身に付けると
やさしくなれるんだよ」いう言葉が印象的。

この“女らしさ”を自分の容姿にではなく
絵の中で表現していた応為。

『吉原格子先之図』がもう恋しくなっています。
彼女の巧みな技量と謎に包まれた生涯に魅了されました。

できればもう少し絵にもスポットを当ててほしかった。

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K

3.0江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎の弟子であり娘でもあった葛飾応...

2025年10月18日
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癒される

カワイイ

江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎の弟子であり娘でもあった葛飾応為の人生を、長澤まさみ主演で描く。
長澤まさみという役者を観ることができ嬉しくなる作品。

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てかる

2.5優しい蟷螂

2025年10月17日
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単純

知的

難しい

葛飾北斎の三女にして弟子の葛飾応為こと栄の話。

絵師の夫にダメ出しし、北斎のもとに出戻って始まっていく。

残念ながら葛飾応為という人物のことは知らずに観賞したけれど、北斎のもとに戻ってから、なかなか絵を描くことはなく、ぷらぷら出歩いたり、北斎の弟子と話しをしたり、北斎とぶつかったり。

いよいよ筆を持ち、応為の画号をもらっても、これと言って絵師「葛飾応為」として大活躍する様子をみせるわけでもなく…一応、応為が主人公という体ではあるけれど、晩年の北斎がメインの様な感じ?

しかも山場である筈の北斎が旅から戻って来てからの流れはなんだか冗長気味で、全体を通してみても、つまらなくはないけれどこの主人公で何をみせたいのか良くわからなかった。

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Bacchus

3.0「北斎の娘」ではなく、キャリアウーマンの先駆けとしての女性像を、もっと掘り下げてもらいたかった

2025年10月17日
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主人公のお栄(応為)が、夫に罵声を浴びせて家を出る冒頭の描写こそ、彼女の気性の激しさが感じられて印象的なのだが、それ以降は、細切れで断片的なエピソードが淡々と綴られるだけで、一向に話が転がり出さない。
失恋したことを契機として、お栄が絵筆を取るようになっても、絵師としての彼女の活躍に焦点が当たる訳ではなく、火事を美しいものとして捉える感性や、盲目の妹や愛犬の死といった出来事が、お栄の画風にどのように影響したのかが分かるような描写もない。
確かに、お互いに似た者同士で、だからこそ、相手を思いやりながらも、ぶっきらぼうでつっけんどんにしか接することができない、北斎とお栄の不器用な親子関係はよく描かれていると思う。
だが、その一方で、同じ絵師として、師弟であり、ライバルでもあったはずの2人の関係性が、ほとんど認識できなかったことは物足りないし、偉大な父親と比べられるという宿命を受け入れ、絵師という道を選んだお栄の覚悟や、そこから生まれる葛藤のようなものがまったくと言って良いほど描かれなかったことも、残念としか言いようがない。
あるいは、再婚もせず、己の絵の才能だけで身を立てて行くお栄は、キャリアウーマンの先駆けとも言える存在なのだが、その割には、現代の「働く女性」を応援するようなメッセージが感じ取れなかったところも、せっかくの題材を活かしきれていないように思わざるを得なかった。
長澤まさみが、お栄のキャラクターにハマっていただけに、「北斎の娘」としてのお栄だけでなく、1人の独立した芸術家としてのお栄の生き様を、もっと掘り下げてもらいたかったと思えるのである。

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tomato

4.5良作

2025年10月17日
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泣ける

癒される

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こんぶ

3.5長澤まさみさんがメチャクチャ色っぽくて綺麗でカッコいい!

2025年10月17日
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の一言に尽きる作品

想像・期待していたのとは全く違う作品でちょっとガッカリ、あまり公に語られて来ず、知る人ぞ知る葛飾北斎の娘 応為さんの人生が語られると思って楽しみに観たものの、対して彼女の事が深く語られるわけではなく、北斎との“暮らし”が淡々と描かれただけでさっぱり面白くなく、総じて抑揚の無い冗長な演出で正直とても退屈に感じた、

応為さんは父と肩を並べるほどの絵師と言われているけど、その凄みが全く描かれていなかったのが残念、みんなが興味あるのはそこじゃないのかな?
いつも不機嫌そうで、気だるい感じにしていて、キセルを燻らせながら汚い言葉を吐き捨て、時に父親を罵倒する、史実的にそういう人だったかもしれないけど、そういうとこよりも絵を描くくだりをもっと掘り下げて見せてくれると思ったので、そういう意味の“期待外れ”です

全般的に汚い言葉が飛び交う上、セリフが無いキャラクターの動きが止まった微妙な間が続くシーンが多く、さらに意図的と思うが手持ちカメラ撮影みたく画面が揺れまくる前半、等々で総じて落ち着かない、心地の悪さを感じた作品でした

しかも前半は永瀬正敏さん演じる葛飾北斎と長澤さん演じる北斎の娘 応為さんが怒鳴り合うシーンが多く、正直「大丈夫かコレ」と思いながら観始めました

ストーリーもなんかよく分からず受け取れず残念

と、全体的にイマイチなんだけど、長澤まさみさんの大ファンだから眼福だけでもったような作品でプラス0.5点、それだけが救いの作品、もっと応為さんの破天荒で知る人ぞ知る名画の誕生秘話が描かれるジーンと熱い作品を期待していただけに残念な作品でした

長澤さんが凄かったけど、永瀬さんの北斎の怪演も素晴らしかった、「国宝」に続き、素晴らしい存在感のある役者さんの演技に感服しました

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Jett

3.5神推しする娘の応為

2025年10月17日
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幸せ

おーい、応為

絵筆の筆致が誰よりもよく観える応為
美しいものが好きで、北斎の弟子の夫や兄弟弟子の流行浮世絵師などを次々と振って父をリスペクトする応為

武家が北斎に襖絵の制作依頼するが、金と権利で絵筆を取るのを北斎は拒否。
武士は本意を抜刀して自分の命と差し違えを訴える。
そんな武士の面前に進み出て、北斎の代わりに命を差し出す応為

これは単なるファザンではない。
ゴッホの弟テオではないか!

まさに、火事で家を捨てて富嶽百景の写生の旅に出て、北斎が応為の自立と別離を勧めた応答が応為おーいでした

天才絵師が父であろうと、その人は神に等しく感じるのは致し方ない。
それが神推しなんだ。

レビュー30

( ̄∇ ̄)

おーい、応為

江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎の弟子であり娘でもあった葛飾応為の人生を、長澤まさみ主演で描く。
飯島虚心の 「葛飾北斎伝」(岩波文庫刊)と杉浦日向子 の「百日紅」(筑摩書房刊)を原作に、
「日日是好日」「星の子」の大森立嗣が監督・脚本を務めた。

浮世絵師・葛飾北斎の娘であるお栄は、ある絵師に嫁ぐが、かっこばかりの夫の絵を見下したことで離縁される。

北斎のもとに戻ったお栄は、父娘として、そして師弟として、北斎と生涯をともにすることになる。
2人が暮らす貧乏長屋は画材や絵で散らかり放題で、茶も入れられず針仕事もできないお栄だが、絵の才能だけは父親譲り。
北斎から「おーい、筆!」「おーい、飯!」と何かと頼まれることから、「応為(おうい)」という号を授かったお栄は、当時としては珍しい女性の浮世絵師として、絵を描くことに生涯を捧げる。

北斎の娘であり右腕であり、やがて類まれな絵の才能を開花させていく主人公・お栄/葛飾応為を、「MOTHER マザー」以来の大森監督とのタッグとなる長澤が演じた。
北斎役を永瀬正敏、応為の良き理解者となる浮世絵師・渓斎英泉を「King & Prince」の髙橋海人が務めた。

おーい、応為
2025/日本

( ^ω^ )

ちょと気になるBGMは、こんな人達かな?

大友良英スペシャルビッグバンド(OTOMO YOSHIHIDE SPECIAL BIG BAND)は、即興音楽の巨匠・大友良英がリーダーとして率いる大編成のアンサンブルです。
ジャズ、ロック、即興演奏、ノイズ、伝統音楽(盆踊りなど)を融合させた自由奔放なスタイルが特徴で、固定のバンドというより、プロジェクトベースのコラボレーション集団として活動しています。
メンバーはクラシックからポップス、フリージャズまで多様なジャンルのミュージシャンで構成され、総勢18名前後のフルメンバーで演奏します。

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カール@山口三

2.0時代劇は好きだけど好みからは外れる

2025年10月17日
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単純

 感想らしい感想を語ることができない、というのが私の抱いた印象。葛飾北斎について日本とわず海外でも有名な絵師ということは知っているけど、他のことはあまり知らないので、娘の応為を通して知れるのかなぁと思って鑑賞しました。けれど今一彼のことが理解できないままになってしまいました。浮世絵は素晴らしいし、犬の足跡を利用した桜の作品も感動しました。あとそれ以外は二人の親子生活を淡々と覗き見してる感じ。画面は揺れてるし(カメラワークのせい?)、長い無言の間、物語に起伏もなく、商人や庶民などいわゆるファンたちとの交流もない。物語の芯は親子の絆なのでしょうか?と疑問符をつけてしまいます。残念な感想になってしまって申し訳ありません。時代劇は好きだけど、好みから外れてしまいました。

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ふたり映画

2.0うーーーーん

2025年10月17日
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いつ富嶽三十六景を描くのか、待てど華やかさなし
むづかしい映画
富士山を映し出すカメラアングルは興味深い

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nyanpetit2022

4.0おーい、飯 おーい、筆

2025年10月17日
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北斎と応為の親子の日常を覗き見させて貰ったような感覚だった。
当たり前に飯を食って絵を描いて寝て、起きて飯食って絵を描いて....の繰り返し。個人的にさくらの名前が決まるシーンがとても好きだった
長澤まさみ演じる応為の芯からくる強さがとても伝わる作品だと思う。髙橋海人演じる善次郎は当たり前の毎日に少し彩りを与えてくれるような役回りだった
後半に行くにつれ北斎を演じる永瀬正敏の役者魂みたいなものを魅せられる作品だった
筆を持って何かを描きたくなる

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🌙

3.0お~いと呼ぶから応為

2025年10月17日
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お栄…北斎の娘
父に似た気性で男勝り
この親子の生き方を淡々と描いた作品
本当はもっと波乱万丈何だろうけど
それほど感情は熱くならなかった
北斎から"葛飾応為"の画号をもらい
素晴らしい代表作もあったが
もう少し絵に対する"情熱"と
…応為の"魅力"を
膨らませて描いて欲しかった

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しろくろぱんだ

3.0北斎の娘であり弟子、応為の半生を長澤まさみが見事に演じきる

2025年10月17日
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冒頭から応為=長澤まさみの勢いある演技に圧倒され、
激しくもあり、おかしくもあり、実に破天荒な人物として描かれている。

絵を描くことに目覚めた応為が、父親である北斎(永瀬正敏)の言うことに
「はい」と素直に返事をするシーンは、これまでの破天荒さとのギャップもあり
グッときた。応為の本気度がうかがえるのだ。

応為が拾ってきた犬さくらに懐かれている北斎も実に微笑ましい。
やはり似た父娘であることをさくらもわかっているのだな。

初五郎(大谷亮平)に恋する応為が、初五郎から「妹みたいに思っている」と
言われてその場を去るシーンがせつない。

一方、善次郎(髙橋海斗)から強引に迫られるシーンで、引いてしまう応為の
反応も彼女の人となりがわかる。

実際に吉原に取材に行き、『吉原格子先之図』を描き始めるところもグッとくる。

ただ、絵描きとしてフォーカスはさほどしておらず、
父娘の関係を軸に描いた映画であることから、
実に淡々と進んでいく。
この淡々さが心地良くもあり、人によっては退屈してしまうのではないか。

父との別れのシーンはじんわり胸に沁み入る素晴らしい演技であった。

長澤まさみは圧倒的だが、永瀬正敏の北斎への憑依っぷりが凄まじい。
後半どんどん年老いていくが、もはや永瀬であることがわからないくらいだ。

このふたりの演技だけでも見応えがあるが、
ドラマチックでもないし、エンターテインはしていない
アーティーな映画だと思うのでヒットはしないと思う。

とはいえ、長澤まさみの応為を是非堪能いただきたい。

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ひでちゃぴん

2.0うーん…

2025年10月17日
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観終わったあと心に残る作品が好きな自分には、ちょっと合わなかった…

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映画初心者

3.0葛飾北斎の娘は強くて画才が有った

2025年10月17日
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単純

知的

江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の娘であるお栄は、ある絵師に嫁いだが、かっこばかりの夫の絵を見下したことで離縁され、北斎のもとに戻ってきた。そして、弟子として北斎と生活をともにすることになった。お栄は料理も出来ず針仕事もできないが、絵の才能だけは父親譲りだった。お栄は、北斎から、おーい、筆!、おーい、飯!と何かと頼まれたため、葛飾応為(おうい)という号を授かった。お栄は、当時としては珍しい女性の浮世絵師として、絵を描くことに生涯を捧げ・・・そんな話。

北斎の娘に絵の才能を持ち合わせたお栄/葛飾応為という娘が居たことはわかった。なかなかの男っぷりというか、強い女性だったみたい。
その応為を長澤まさみがカッコよくて演じてた。また、北斎役の永瀬正敏もハゲのヨボヨボまで演じて素晴らしかった。
ただ、あまり見せ場もなく、それだけ?って感じだった。

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りあの