劇場公開日 2025年10月17日

おーい、応為のレビュー・感想・評価

全288件中、201~220件目を表示

4.0長澤さんと永瀬さんに圧倒される応為と北斎だった お二人の激しい感情...

2025年10月19日
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長澤さんと永瀬さんに圧倒される応為と北斎だった
お二人の激しい感情の中
オシャレな音楽と 髙橋くんの善次郎に和まされ
それぞれの生き方の対比が興味深かった

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ちゃこ

2.0父と娘の物語

2025年10月19日
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葛飾北斎の娘で弟子でもあった葛飾応為の人生を描いた物語。父・北斎から「おーい、筆」「おーい、飯!」と呼ばれていたことから「応為」と名付けたとは驚きました。主演の長澤まさみと永瀬正敏の演技がさすがの印象ですが、ストーリーは面白みがなく物足りない印象を受けた。

2025-154

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隣組

3.0“支える才能”が時代を超えて美しくなる瞬間

2025年10月19日
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こひくき

3.5応為の選択

2025年10月19日
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泣ける

笑える

葛飾北斎の娘である葛飾応為のヒューマンドラマ。
この作品を通して見る彼女の人となり、そして父とのやり取りに少しずつ心を動かされつつも、時より顔を覗かせる葛飾親子の作品の美しさや絵に対する姿勢に息を飲まされ、何とも言えない趣のある映画だった😊

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シャルコー_Charcot

5.0あくまでも、応為の話し。 応為が刺し身で、この映画では葛飾北斎はつ...

2025年10月18日
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あくまでも、応為の話し。
応為が刺し身で、この映画では葛飾北斎はつま。
応為の残した作品は少なく、映画北斎では応為の存在感はなく、おとなしいイメージだったと思います。
この映画では江戸っ子的な感じでアーティストとしての父娘により興味が湧きました。
淡々と進むストーリーに実の父娘の情愛を感じました。

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030sei

3.5期待度○鑑賞後の満足度○ いっそ夏目雅子で観たかった葛飾北斎の娘の話。ミスキャストで佳作になり損ねた一編。

2025年10月18日
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①冒頭から長澤まさみに感じた違和感。結局最後までそれは消えなかった。スタイルが良いから着物が似合わない以上に、映画の中の江戸時代とはいえ、江戸時代の風景・世界に全く溶け込めていなくて浮きまくっている。では他に誰が適役だろうかと映画が始まって暫くはスクリーンを観ながらそればっかり考えていた。
しかし、思い付かない。現在活躍している女優さん達を一人一人思い浮かべても本人と役とがピタッと収まる或いは重なる人が思い当たらない。
決して今旬の女優さん達が悪いというのではないが、やはり皆さん小綺麗でこじんまりとしてしまっていて、主演女優のオーラを放ちながらも同時に江戸時代の長屋の貧乏暮らしをしている女性をそれらしく演じきれるとは思えない。
そうこうしているうちに、お栄が若侍に啖呵を吐くシーンがやってきて、その時に夏目雅子が演じている画が脳裏をよぎって、“そうだ。夏目雅子なら良かったのに。”と思った次第。
その後、お母さん役で寺島しのぶが出てきたときにも、若い頃の寺島しのぶなら合っていたかも、とも思えた。

②対して永瀬正敏はまことに上手い。存在感もたっぷりなので、此れは葛飾応為という女性の一代記ではなくて、娘から見た葛飾北斎の映画という気がしてくる(脚本も兼ねた)大森立嗣監督の意図もその辺りに合ったのかもしれないけれど)。
とにかく永瀬正敏の演技力と存在感の前では長澤まさみの力量不足が目立ってしまう。

特にある意味クライマックスといえる後半半ばの富士山麓の小屋の中で、北斎から「お前も俺の世話はもういいから自分の人生を生きろ」と言われた時に、(劇中ではじめて)自分の秘めた思いを吐露して激昂するシーンでは、まるで駆け出しの女優のような演技。お栄が秘めてきた思い、抱えてきた思いが全く伝わらない。口ではそう言っているが全身からそういう思いが伝わってこないのだ。

永瀬正敏演じる北斎からは北斎という人間の生き様がよく伝わってくる。台詞だけでなく表情・振る舞い・佇まいで北斎という人間を見事に造形している(それが演技というものだろう)。
長澤まさみからは残念ながらお栄という女性の生き様というか人間造形というか、恋に落ちた時の風情・苦悩・絵(を描くこと)への複雑な思い/情熱・決意・悲しみ・父親への複雑な想いといったものが匂ってこない。

③というわけで不満が少なからずある作品ではあるが、永瀬正敏の名演と浮世絵を色々見られたので点数は甘くしてあります。

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モーさん

3.5『鉄蔵』の呪い

2025年10月18日
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幸せ

驚く

ドキドキ

異才と奇才が一つ屋根の下で暮らしたらどうなるか。
『ゴーギャン』と共同生活をおくった『ゴッホ』の
「耳切り事件」のようなコトが起きるだろう。

もっとも、本作の二人の場合はそうならない。
血の繋がりもあり、お互いを思いやる愛情もある。

父『葛飾北斎(永瀬正敏)』は
圧倒的画力と奇想で当代の傑物。
エキセントリックな人柄でも、世に知られている。

娘の『応為/お栄(長澤まさみ)』の性格は父譲り。
男勝りで、きっぷ良し。
絵を描いていれば幸せだ。

才能が無ければ、多少器量が悪くても
幸せな結婚生活を送れたかもしれないのに
なまじ審美眼もあり腕も立つので絵師として独り立ちする。

婚家を飛び出した経緯が象徴的。
やはり絵師であった夫の絵を悪しざまに言う。
その時の彼女の啖呵が「悪かったな!北斎の娘で!!」

結果、『北斎』晩年の二十年を共に住む。

二人とも家事はからっきしで、
当然料理もできない。

絵を描くことのみに集中したため、
借家が住むに耐えなくなるほど汚れる度に
引っ越しを繰り返したという。

本作は『応為』の物語りを期待して観に行った。
が、実際は父娘の関係性に収斂する。

老いた父を気に掛け労わる孝行な娘。
世間的には評価の対象も、こと彼女に限っては、
そうした姿を見るのもフラストレーションが溜まる。

彼女の絵は、斯界でも至極普通に受け入れられる。
それほどの画力と構成力だったのだろう。
なので、レジスタンスのストーリーにもなっていない。

父の弟子『魚屋北渓/初五郎(大谷亮平)』への淡い思慕の情にも、
深く立ち入ることはない。

二人の日常が淡々と語られ、
『北斎』の死を以って、突然に終わってしまうのだ。

その『北斎』の描写も如何なものか。

度毎に年代が表示されるので照らし合わせるのだが、
1845年(85歳)に小布施に赴き
天井絵〔龍図〕〔鳳凰図〕をものしている。

ここでのよぼよぼな老人に、
あの迫真的な絵が描けるのか。

場所が場所だけに他作のように『応為』の代筆も無理だろう。

原作の一つとしてクレジットされている
『杉浦日向子』の〔百日紅(1983年)〕のアニメ化
〔百日紅 ~Miss HOKUSAI~(2015年)〕の方が
よほど『応為』が躍動していた。

最初の方こそ破天荒だったものの、
その後はあまりにも普通過ぎる彼女の日常描写が
どうにも不満だ。

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ジュン一

3.0孤独な二人の芸術家

2025年10月18日
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知的

江戸時代、女性である応為は北斎という後ろ盾があったからこそ自由に創作を続けられたのでしょう。北斎のほうも応為を一番に信頼していて、ただの父娘関係を超えて、お互いが最も理解し合う存在であったことが、静かに伝わってきました。
人物に焦点を当てた映画なのに、役者の表情を大きくアップで見せる演出はとても少なく、その分、淡々とした日常や創作の営みがリアルに感じられます。一方で、表情の機微をもっと見たかったという物足りなさが残りました。

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ネコノケ

5.0芸術ホームドラマ!

2025年10月18日
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泣ける

知的

斬新

葛飾北斎と出戻り娘(葛飾応為)の、絵にかける情熱がしっかり描かれていて感動しました。この映画は、「芸術ホームドラマ」と呼ぶべき、希少な作品に仕上がっています。時代を超え、現代劇として観ても面白い、深い味わいの映画でした。永瀬さん長澤さんの演技はとても秀逸であります。バイオレンスやエロスや権謀術数の映画に食傷している私には、小さい犬の死でも充分泣ける、こんな繊細な映画が価値あるものと思えるのです。

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4ldkart

3.5映像暗めが…とても良い◎

2025年10月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

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ミチリン

4.5北斎と応為の物語

2025年10月18日
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泣ける

知的

絵を追い求め続けた北斎と応為のあの日常から
作品が次々に生み出されたのだと思うと感慨深い。善次郎も初五郎も侍も、出てくる人物それぞれが違う価値観を持って生きているのがいい。

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michr

5.0全ての画が浮世絵のように美しい、今年最高の映画

2025年10月18日
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泣ける

映画は画の連続だから、全ての画が美しい必要がある。
全ての画が美しければ、奇抜な脚本は必要無い。
全ての画が美しくなるためには、美しい俳優、美しい美術、美しい演出、画に映るあらゆるものが完璧でなきゃならない。
この映画は、画に映るあらゆるものが美しく、歴代最高レベルに完璧な映画に私には観えた。
しかも、日本的なわびさびの美しさだった。
よく映画にありがちな作り物の美しさじゃなく、凄まじくリアリティーのある美しさ。
江戸時代の町並み、日常生活、風景、全てが丁寧に用意されていて、その時代に生きていなかったのに懐かしさを感じて、まるでそこにいたような錯覚を感じた。
淡々とした演出は、まるで風景や日常を描き続けた絵師の画のようだった。台詞には無くても美術や演技で情報は充分だった。毎日、淡々と画を描き続けた絵師の情熱をその場にいて体感するようだった。
ずっとこんな、静かで、日本的な美しい映画が観たかった。今年最高の映画でした。

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しらたき

2.0北斎を知りたいならwikiへ

2025年10月18日
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単純

難しい

葛飾北斎とその娘お英のおもしろ珍道中や私生活が見れると思っていたが、予告や番宣に騙されて肩透かしをくらいました。
内容はほぼ親子のドキュメンタリーなので、物語や登場人物の可笑しみなど、映像においても起伏がなく平坦。富士山のカメラワークの手ブレも気になった。1シーン毎に間延び感があり意味のあるものに私は思えなかった。

正直、気概のある長澤まさみさんが好きな方は満足できるかと。それに柴犬のさくらにかなり癒されました。

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月子

4.0永瀬正敏の変わりように驚く

2025年10月18日
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 自分と性格が似た子供というのは、自分の欠点を否が応でも気付かされて気が滅入ることがあると思う。だが、北斎親子のように才気に溢れ、周りのことなんか気にならない独善的な性格同士だとケンカしても後に引くことがないのだろう。

 津軽侍演じる奥野瑛太と長澤まさみの生命をかけた応酬は、見応えがあった。武士が「覚悟」を口にしたからには、ただ事では済まされない。お栄の向こうみずな啖呵は気持ちがよく、武士の「覚悟」を吹き飛ばす威力があった。

 説明セリフやナレーションもなく北斎親子のことを知らない人は、置いてけぼりになってしまう。
 北斎のことが好きで、北斎のことを知っている自分にとっては、今までに見た事がない北斎で面白かった。べらんめえ調で、出戻り娘や弟子に毒づきまくる。そうかと思えば、犬コロ呼ばわりしていたサクラと一緒に眠る可愛い面も見せる。

 北斎が老けていく様子に驚きでございます。

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bion

4.5長澤まさみさん演じるお栄の男勝りな性格と色気がとてもよかった。 そ...

2025年10月18日
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長澤まさみさん演じるお栄の男勝りな性格と色気がとてもよかった。
そして、永瀬さんの北斎の老いが、見た目はもちろん声質や話し方までも老いを感じさすがだなとおもいました。
そして、髙橋さんの善次郎が出てくることによって重く単調になりそうな所がぱっと明るく軽やかになってよかったです。
あと、なんといっても時代を感じる音楽(トランペット)とろうそくや火事の火の光がとても雰囲気がありよかったです。

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みかん

4.0この画像のタッチ、結構好きかも・・

2025年10月18日
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予告や題名から想像して【コメディ映画!?】と思いきや中々いいじゃありませんか!歴史物?芸術映画?ともちょっと違いますねぇ〜。ジャンルを尋ねられるとなんて答えていいやら・・永瀬正敏も長澤まさみもさすがの演技!ただ辛口に評価すると長澤まさみがキレイすぎることかなぁ〜。見惚れてしまった・・暮ぐれも予告や題名に騙されないでね!

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momo

3.5長澤まさみが観たかったからOK

2025年10月18日
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楽しい

癒される

長澤まさみ観たさに観たので、長澤まさみを観ることができたから、その時点でもう半分はOK。
さて、あとは内容ということだが、北斎の演出が、芸術家にしては怒りっぽい感じなので、自分の先入観とすれば、絵に集中して才能ある人は、とにかく静かな変わった人のイメージ(ただし内面は常軌を逸した集中力と激情)なので、あんまし怒りっぽくうるさい感じは違和感あった。
お栄が勝気でおてんば(長澤まさみのイメージに合う)というセッティングなのだから、父の北斎は物静かな感じの方が、バランス取れて面白みがあって、もっと深みのある感じになったのではと勝手に想像してしまった。
なので、内面の深さの描き方というところ、脚本の妙というところではもう少しリアリティが欲しいところだったかなと。但し、江戸時代の風物的な演出は本気さが感じられていたので、入り込むことはできた。それでも長澤まさみがきれいなルックスなので浮きまくるのはご愛嬌で、ある意味、これ観たさに来ているので文句ナシ。
この意味では、もし長澤まさみをキャスティングに入れずに、地味な感じのキャスティングをして、こうした映画を作る場合は、もっと脚本にリアリティ(静かな間、静かなやりとり)が必要ということになるとは思う。

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菜野 灯

2.5絵画のような映画

2025年10月18日
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知的

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立花

4.0雰囲気満点

2025年10月18日
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癒される

作中のちょっとした音だったり、昔の生活感が溢れる雰囲気がよく描けていて、とても美しい映像作品だなあと感じて、観ていました。夕空に富士山がうつる、山並みもとても綺麗です。あとはわんちゃんがどうしようもなく、本当にかわいい。。。
ちょっと残念だなと思ったのが、言葉がよく聞き取れなかったこと、人物の関係性が少し理解しづらかった事です。薄暗い雰囲気も相まって、人物の顔がややわかりにくいです。また、ストーリーはどこに焦点を当てているのかが分かりづらく、物足りないと感じるところもありました。
それでも、最後に監督の話を聞く機会があり、ひとつひとつのシーンに込められた意味を理解し、なるほどなあと、点数が上がった作品です。

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ぷに山

4.0【今作は、父、葛飾北斎同様にぶっきら棒で頑固だが”見る人”でもあったお栄と北斎の不思議だが強い父娘の絆を、お栄の想い人魚屋北渓や、後に渓斎英泉となる善次郎の存在を絡めながら描いた作品である。】

2025年10月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

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NOBU