「長澤まさみさんの艶っぽさ」おーい、応為 たずーさんの映画レビュー(感想・評価)
長澤まさみさんの艶っぽさ
なんとか上映終了前に駆け込み鑑賞。
と思ったら、テアトル新宿は今日から夜の回で上映開始されるよう。
15日は大森監督、永瀬正敏さん、浮世絵指導の松原亜実さんが登壇するトークイベントがあるんですってよ、お客さん!(行きたいけど土曜の夜は無理なのよ)
下手な絵を描く旦那に三くだり半を突きつけて、ほぼ手ぶらで江戸の街を歩いて実家に出戻る長澤まさみさんの歩く姿に色気を感じる。始まりから好き。その後も着流しといった体の着物姿の全身を映すショットが多く、きっぷの良さと艶が同居するその様子を観ているだけで目の保養に。
狭い長屋の部屋で頑固じじいと出戻り娘が角突き合わせて2人っきり長い年月過ごすっていうのはどんな感じなんだろう。いくら親娘でも、お互いが絵の才能を認め合っていたからこそ成立した暮らしってことですかね。
脚本家がいいのか監督がいいのか、いずれにしても大森さんなのでどっちでもいいんだけど、長い年月の話をうまくまとめていて、津軽藩との話、妻と病の妹の話、さくらの話、絵師・応為誕生の話と、かわるがわるエピソードが進んでいって畳まれて、そこに弟子も絡んで飽きることがなかった(髙橋海人さんのお芝居はたぶん初めて観たけどいい味出していて物語の味付けになってた)。
永瀬さんの北斎、特に年老いてからがメイクも含めてよかったなー。旅帰りでさくらが駆け寄ってこないことにすぐ気づく演技が心に残った。
映画.comの平均点が低くて後回しにしていたところもあったんだけど、間に合ってよかったっす。
お返事コメントにフォロー、ありがとうございます♪
私もフォローしたいと押すところでした。
共感も返して下さって恐縮です。
フォローは目印なので、たずーさんのせっかくのレビューを
見つけられないですよね。
どうか仲良くしてくださいね。
よろしくお願いします。
共感ありがとうございました。
書き損じで溢れかえる汚部屋はいいとして、私も業界の人間として、肉筆画を汚されるのはゆるせないし、ハラハラしながら観てました。
長澤まさみが色っぽすぎて、過去作の地味な(失礼)女優が演じているドラマの方が良いというレビューが多いですが、これはこれでアリかなと。
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