「天才北斎ファミリーを描いたほのぼの系時代劇」おーい、応為 映画好きのあおちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
天才北斎ファミリーを描いたほのぼの系時代劇
「ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」で本作の存在を知り、翌週早速鑑賞。
北斎の娘、応為を描いたはずの作品だが、どちらかというと北斎メインに見えた。展示会で見た作品や100回近くの引っ越しなども描かれて面白かったが、「江戸時代はこんな暮らしやったんやろうな~」、「北斎はやっぱりこだわりすごいなあ」というくらいの感想で、とにかく大きな展開もなく、ほのぼのと北斎ファミリーの生活が「垂れ流し」。
長澤まさみの存在感はえげつないが、応為絶対こんな美人ちゃうやろ(^_^;)って余計な考えがよぎる。そして北斎に比べて応為(長澤まさみ)が特殊メイクを駆使しても老けな過ぎてリアリティに欠く笑
まあたまには、こういう作品を映画館でまったり観るのもありかな~。この一人のおっさんが、西洋美術に多大な影響を与えたというのだから、面白い。というか、北斎の映画を観たい笑
少ない製作費でよくぞ仕上げたという感じなのだろうが、なぜ長澤まさみが出たのか、そこがずっと、ある意味、良くも悪くも違和感・余韻として残っている。
コメントする
