「「行間」が好きな人にオススメ」おーい、応為 海渡さんの映画レビュー(感想・評価)
「行間」が好きな人にオススメ
全く派手な映画ではないけど、じわじわくるタイプの作品。
200年前、「絵」に狂った男とその娘の話。
葛飾応為の話だと思って見に行ったら葛飾北斎の話だった気がしなくもない。
葛飾北斎について、捻り曲がった知識がいくつか入り込んでるおかげで、「この時が鉄棒ぬらぬらだったんかな」とかそういう余計なことを考えてしまったのはマジで良くなかった。良くなかったけど、逆に良かったかもしれないとも思う。
画面揺れが続くシーンが結構あるので酔いやすい方はちょっとだけ気を付けてもいいかも。
こんなこと書くのもあれなんだけど、「美しさ」がノイズになることもあるんだなあと思ったくらい、長澤まさみが最初から最後まで頭から踵まで美しくて気高くて最高だった…役柄上おてんばというかじゃじゃ馬というか跳ねっ返りが強いというか…いわゆるなよなよした部分みたいなのがゼロの長澤まさみを見たかったら絶対見に行ってくれ。最高だぞ。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
