劇場公開日 2025年10月17日

「北斎の娘として良くも悪くも作用。」おーい、応為 Kさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 北斎の娘として良くも悪くも作用。

Kさん
2025年10月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

葛飾北斎の娘に焦点を当てた作品を
楽しみに待っていました。

皆様の熱量ある演技に感動。
劇伴も素晴らしくて聴き入りました。

絵師としての葛藤や満たされない心、
死への恐怖に深く共感。

そして、不器用な親子関係の中にある確かな繋がり。

絵の一枚一枚に魂が込められていて
構図、色彩、色の濃淡など息を呑む美しさ。

寺島しのぶさん演じる応為の母親・ことが
「女は、赤いものを身に付けると
やさしくなれるんだよ」いう言葉が印象的。

この“女らしさ”を自分の容姿にではなく
絵の中で表現していた応為。

『吉原格子先之図』がもう恋しくなっています。
彼女の巧みな技量と謎に包まれた生涯に魅了されました。

K
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