「優しい蟷螂」おーい、応為 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
優しい蟷螂
葛飾北斎の三女にして弟子の葛飾応為こと栄の話。
絵師の夫にダメ出しし、北斎のもとに出戻って始まっていく。
残念ながら葛飾応為という人物のことは知らずに観賞したけれど、北斎のもとに戻ってから、なかなか絵を描くことはなく、ぷらぷら出歩いたり、北斎の弟子と話しをしたり、北斎とぶつかったり。
いよいよ筆を持ち、応為の画号をもらっても、これと言って絵師「葛飾応為」として大活躍する様子をみせるわけでもなく…一応、応為が主人公という体ではあるけれど、晩年の北斎がメインの様な感じ?
しかも山場である筈の北斎が旅から戻って来てからの流れはなんだか冗長気味で、全体を通してみても、つまらなくはないけれどこの主人公で何をみせたいのか良くわからなかった。
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おつろくさんのコメント
2025年10月18日
共感ありがとうございます!
確かに全体的に冗長でヤマもオチもないのに、不思議と眠くなったりしないで没入できるんですよね。これが現代劇だったらこうはならなかったと思うのですが、時代劇だったのが一周回って新鮮に感じたからかも知れないですね。
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