「長澤まさみさんがメチャクチャ色っぽくて綺麗でカッコいい!」おーい、応為 Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
長澤まさみさんがメチャクチャ色っぽくて綺麗でカッコいい!
の一言に尽きる作品
想像・期待していたのとは全く違う作品でちょっとガッカリ、あまり公に語られて来ず、知る人ぞ知る葛飾北斎の娘 応為さんの人生が語られると思って楽しみに観たものの、対して彼女の事が深く語られるわけではなく、北斎との“暮らし”が淡々と描かれただけでさっぱり面白くなく、総じて抑揚の無い冗長な演出で正直とても退屈に感じた、
応為さんは父と肩を並べるほどの絵師と言われているけど、その凄みが全く描かれていなかったのが残念、みんなが興味あるのはそこじゃないのかな?
いつも不機嫌そうで、気だるい感じにしていて、キセルを燻らせながら汚い言葉を吐き捨て、時に父親を罵倒する、史実的にそういう人だったかもしれないけど、そういうとこよりも絵を描くくだりをもっと掘り下げて見せてくれると思ったので、そういう意味の“期待外れ”です
全般的に汚い言葉が飛び交う上、セリフが無いキャラクターの動きが止まった微妙な間が続くシーンが多く、さらに意図的と思うが手持ちカメラ撮影みたく画面が揺れまくる前半、等々で総じて落ち着かない、心地の悪さを感じた作品でした
しかも前半は永瀬正敏さん演じる葛飾北斎と長澤さん演じる北斎の娘 応為さんが怒鳴り合うシーンが多く、正直「大丈夫かコレ」と思いながら観始めました
ストーリーもなんかよく分からず受け取れず残念
と、全体的にイマイチなんだけど、長澤まさみさんの大ファンだから眼福だけでもったような作品でプラス0.5点、それだけが救いの作品、もっと応為さんの破天荒で知る人ぞ知る名画の誕生秘話が描かれるジーンと熱い作品を期待していただけに残念な作品でした
長澤さんが凄かったけど、永瀬さんの北斎の怪演も素晴らしかった、「国宝」に続き、素晴らしい存在感のある役者さんの演技に感服しました
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