劇場公開日 2025年6月20日 PROMOTION

罪人たち : 特集

2025年6月16日更新

【何だこの作品!?】映画ファンが観たくて仕方なかった
超・超待望作がついに日本公開! 全米No.1ヒット、
辛口批評サイト98%絶賛…世界騒然の超話題作だけど
なぜこんなにバズってる!? 実際に観て確かめてきた!

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なんだなんだ、一体なんなんだこの映画は!?



「ブラックパンサー」「クリード」シリーズなどで知られるライアン・クーグラー監督の最新作「罪人たち」(読み:つみびとたち/6月20日公開)がアメリカで2週連続No.1の超特大ヒットをかまし、さらにバズりにバズりまくって、とんでもないことになっているんです。

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ジャンルはノンストップ・サバイバル・ホラー。鑑賞者のリアクション動画が特に印象的で、なんというか全員、異常に楽しそうだし目がバッキバキだし、なにこれ、超気になる!!!!

批評家、映画ファン、とにかく観た人たちみんなが絶賛し、世界中に爆発的に熱が広がりつつある本作。日本でも「いつ公開される!?」と話題になっていましたが、ついに封切られます!!

この特集では、なぜこんなに話題になったのか、そのワケを解説。ただ面白い、怖いだけじゃ語れない、深い魅力を探っていきます。


【予告編】夜明けまで、悪魔と共に、踊り狂え。

【やったね!】めっちゃバズった待望作が日本公開!
世界が騒然…驚異の高評価で早くもアカデミー賞候補!?

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まずは、本作がどのようにバズっていったのかを詳しく語っていきます。


●なんだこの映画!?①:ここ10年で最大のオープニング記録樹立! 「ブラックパンサー」監督最新作が鬼ほど大ヒットした軌跡、紹介します
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アメリカでの公開から現在までの流れは、以下の通り。特筆すべきは、目の肥えた日本の映画ファンからも公開が待ち望まれていたということ。なかには、その思いが強すぎて怖い行動に出てしまう人もいるとか……。

・オープニング興行収入は4800万ドルを突破。完全オリジナル映画としては過去10年間で米国内最大のオープニング成績を記録

・2週連続全米No.1(※マインクラフト ザ・ムービー超え)

・日本でもインフルエンサーたちが大注目 なかには「日本公開が決まるまで素振りしている人」や、「予告を20回観たと血走った瞳で言ってくる映画人」も。え、怖い……

・そして、ついに日本公開!やったぁ!←今ココ!


●なんだこの映画!?②:辛口批評サイトで批評家たちが“異常な大絶賛”! ホラージャンルとして史上初の快挙も…評判すごすぎる!!
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すごい記録とともに、目の肥えた批評家たちがこぞって絶賛したことも本作が爆発的に広がった理由の一つ。

辛口で知られるレビューサイト「Rotten Tomatoes」では、批評家スコア98%(レビュー解禁時はなんと100%)&観客スコア97%を記録! ホラーとしては異常な数字です、これ。

さらには観客の出口調査に基づくCinemaScoreではA評価を獲得しました。ホラージャンル作品がA評価となるのは、過去35年間の同サービス史上初のこと。これ、めちゃめちゃすごいです!

「今年最高の作品」「ここ10年間で最も高く評価された映画」などとも評され、「罪人たち」はこれまでの作品とは一線を画す異常な存在感を見せつけています。


●なんだこの映画!?③:鑑賞後、なぜかみんな楽しそう、笑ってる!? 観るとテンションが爆上がりする人、続出しています!

改めてお伝えしますが、本作のジャンルはノンストップ・サバイバル・ホラー。それを理解したうえで、鑑賞した人たちのリアクションを見てみましょう。

みんな楽しそうな笑顔、笑顔、笑顔。リアクションも大きくて、誰かに感想を共有したくてたまらないという感じ。

まさに、最高の映画に出合えたとき特有のテンションの上がり方で、とことん作品を楽しんだことが伝わってきます。ますます観たくなる~!!


●なんだこの映画!?④:早くも本年度アカデミー賞候補!? もしかすると最多ノミネートあるかも… 映画好きなら今のうちに押さえておいて!
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・あらすじ

舞台となるのは、1930年代の信仰深いアメリカ南部の田舎町。双子の兄弟スモークとスタック(マイケル・B・ジョーダンの1人2役)は、かつての故郷で一攫千金の夢を賭けた商売を計画します。それは、当時禁じられていた酒や音楽をふるまう、この世の欲望を詰め込んだようなダンスホールを開くことでした。

オープン初日の夜、多くの客たちが宴に熱狂するなか、ある“招かざる者”たちが現れて……。



主演を務めるマイケル・B・ジョーダンの熱演はもちろん、1930年代のアメリカの不安定な時代背景と、現代の社会情勢をリンクさせたストーリーも本作を唯一無二の作品として評価されているポイント。

プレミアにて。マイケル・B・ジョーダンが2人(!?)
プレミアにて。マイケル・B・ジョーダンが2人(!?)

さらに、スタッフもオスカー受賞の美術デザイナーのハンナ・ビーチラー、オスカー受賞の作曲家ルドウィグ・ゴランソン(「オッペンハイマー」)、オスカー受賞の衣装デザイナーのルース・E・カーターなど、最強の「ブラックパンサー」チームが再集結しているんです。

また、音楽の才能を秘めたサミーを演じたマイルズ・ケイトンの魂を揺さぶるような歌声も注目されており、「アカデミー賞最多ノミネートもあるのでは」との評判も聞こえてきます。大きなスクリーンで観られる今から、しっかりチェックしておくのがおすすめです!


なぜこんなにヒットしたのか? 実際に確かめてきた
「こんな映画に出合うために、何百本も観てるんです」

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ここからは、本作を観た編集部員の感想を書いていきます。最初に、頭をぶん殴られたくらいとてつもない衝撃に襲われたことをお伝えします。そして、そんな作品に出合えたことが嬉しくて震えたことも!


【物語の仰天展開】前半はアカデミー賞作品賞のドラマ→後半は全く別の映画(なんも言えない!) 興奮必至…タランティーノ好きは絶対に好き!
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まずは、物語展開がすさまじかったです……!開始早々、心臓が跳ね上がるような豪快な演出が続き、若干ホラーが苦手な筆者は震えながらも、なんとか耐えました(しかし、次第に「この恐怖が心地良い」と快感に変わっていったのがすごい)。

一方で、そんな恐怖演出なんてなかったかのように、切実かつ重厚な人間ドラマがずんずんと進行していきます……アカデミー賞作品賞に輝いた歴史的超重要作のムードが劇場内に充満するんです!

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しかし、しかし! 中盤から、全く別の映画へ究極進化。主人公たちの前に招かざる者が現れたことで、予想できない展開へ突入し、筆者も「目、バッキバキ」鑑賞者の仲間入り。楽しみを奪うため具体的なことは何にも言いませんが、この感じ、クエンティン・タランティーノが好きなら大好物だと思います!

そしてもう一つ、中盤には“歌と踊りと時空が融合したシーン”が登場するのですが、これがもう「自分はこれを観るために生きてたんだ!」と言わんばかりの、凄まじいパワーにあふれた名シーンだと感じました。

観ればすぐに「これだ」とわかるでしょう。思わず息をのみ、なぜだか涙が出そうになりました。なんだこれは、なんなんだこれは……素晴らしい……このシーンを何度も観たいがために、改めて劇場に通うことを今から計画しています。


【マイケル・B・ジョーダンの1人2役】野心的な演技は“キャリアハイ”級の衝撃的クオリティ!“双子である理由”も考察したくなる=語りたくなる&リピートしたくなる!
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主演を務めたマイケル・B・ジョーダンは、クーグラー監督と何度もタッグを組んできた“信頼の人”。ジョーダン本人が「これまで演じた役の中で一番冒険的な役柄だった」と語るように、本作では1人2役で双子を演じており、キャリアハイと言っても過言ではないほど熱演を見せています。

見た目はそっくり、性格は異なる双子の演じ分けが見事。説明セリフがなくても、一人は真面目で寡黙、もう一人は陽気で人付き合いがうまいタイプだと伝わってきます。個人的には、ジョーダンの“目”の演技がしびれるくらい好きです。大切な人に向ける目、恐怖に怯える目。この目に惹きつけられ、主人公たちにどんどん感情移入していきます。

それと、この“双子”という設定も、実に興味深くて……。似ているようで異なる存在――それは劇中で深く描かれることになる生と死、善と悪、過去と未来を表す象徴のようでもあります。時間をかけてたっぷり考察したくなる要素だらけなので、ただ楽しいだけじゃない、繰り返し堪能したい“知的な興奮”だらけでした!


【シンプルに音楽が素晴らしい】本能を直接揺さぶってくるんすよ…鑑賞後、サントラの無限ループ確定 映画の熱、余韻がずっとよみがえる…!
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本作、ストーリーを際立てる音楽もシンプルにめちゃめちゃ良いです!

魂に語り掛けるようなブルースや、さまざまなジャンルの楽曲の数々――本当に、本当に音楽がよすぎて、本能を直接揺さぶってくる感覚、だから抗うことなんて不可能。問答無用で「面白すぎるこの映画……!」と気持ちが抑えられません。

楽曲はなかなか頭から離れなくなり、鑑賞後にはすぐにサントラが聴きたくなるでしょう。

百聞は一見にしかず。音楽を収めた以下の動画を視聴し、どっぷりつかってください!



【凄まじい映像体験】すべてを破綻なく描破した若き天才、クーグラー監督の才能…そしてFilmed For IMAXならではの“尋常じゃない迫力”よ…!
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本作は2D字幕版のほか、ラージフォーマットのIMAX®、DolbyCinema®での上映が決定しています。観客に“人生最高の夜が、人生最後の夜へと変貌する”を追体験させるため(恐ろしいけれどワクワクする!)、クーグラー監督と撮影監督のオータム・デュラルド・アーカポーは、IMAX70mmフィルムカメラとウルトラ・パナビジョンカメラを組み合わせて撮影を行いました。

それによって生まれた“映像体験”のすさまじさたるや……綿畑や駅舎などの風景が“抜け感”たっぷりに映し出され、壮大なスケールを演出。視野いっぱいに広がる映像が没入感を極限まで高め、音楽、仰天展開、人間ドラマのエモーションを尋常じゃなく増幅させてくれました。

観客の鑑賞体験のため徹底的にこだわったクーグラー監督。この“狂気の物語”と“理外の演出”を斬新に融合させ、破綻させることなく超良質にまとめあげたその才能に、改めて感服しきりです。

監督はこの渾身の1作を「映画館で観客と一緒に映画を観るのが好きな人々へ向けたラブレター的作品」だとも語っており、知らない人とも感情を共有できる、まさに映画館で観るための作品と言えます。


【新感覚を全身で浴びる】そして“謎の感動”と“充足感”がエグい…! 大量に映画を観てきたのに、まだ“初めての感覚”ってあったんだ!
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最後に、どうしても伝えたい思いを書かせてください!

本作を鑑賞し、耳も目も、これまで体験したことのない感覚に襲われました。まさに「こんな作品観たことない」という言葉が頭に浮かんだくらいです。これまでたくさんの映画を観てきたのに。結局、こういう作品に出合うために日々映画を観ているんですよね。

超大作のスケール感を浴びまくった後、なんとなく最近ブームになった「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」を観たときの感覚を思い出しました。劇中さまざまな感情になり、「これはすごい!」と心に火がつくようなあの感じ。同じように本作もアツく、たくさんの人に広がっていくといいな。一人の映画好きとして、そんなことを願いました。

文字数の関係で泣く泣く書ききれないのですが、本作は当時の文化や風潮についてもめちゃめちゃ深く描かれており、本当ならこれも何時間でも語りたいところ。鑑賞後、考察を誰かと話し合うのも盛り上がること間違いないでしょう。

6月20日公開です。興味を持った人は絶対に劇場へ!

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