「70年代風ルック、Z Bergの音楽」ストレンジ・ダーリン 矢吹 貴さんの映画レビュー(感想・評価)
70年代風ルック、Z Bergの音楽
シリアルキラーを扱ったスリラー映画。時系列が交錯する全6章から成ることも説明されるが、予告でも見た銃撃を交えた逃走劇の第3章から映画が始まるのだけれど、次第にその理由が判明していくので、鑑賞前のネタバレには要注意な作品です。
主人公の女性を演じるウィラ・フィッツジェラルドは、アマプラのドラマ「ジャック・リーチャーS1」で女性警官を演じ、個人的に気になっていた女優さんだったことも鑑賞理由のひとつ。だけれど、本作では結構印象が異なるので、事前に情報を得ていなかったら気付かなかったかも…
最初に「35mmフィルムで撮影」したことが説明されるが、色彩がきれいで、スマホや主人公と敵対する男のトラックなどがなければ、なんか70年代風のルック、特に”知らない悪魔より、知っている悪魔の方がましだ”と唄う「Better the Devil」が気に入ったZ Bergの音楽、主人公の演技がよかった。
トラックを降りて射撃していたら、かなり離されるんじゃないとか、終盤のアレとか??な箇所もあるが、なんか癖になる映画でした。
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