「時系列ぐちゃぐちゃだからこその面白さ」ストレンジ・ダーリン まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
時系列ぐちゃぐちゃだからこその面白さ
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時系列通りではなく第3章から始まる非線形(と言うらしい)で語られる本作。
完全にミスリードにやられた!血だらけの華奢な女の子が、銃を持ったムキムキ男性に追いかけられていたら、被害者と加害者の構図が自ずと出来上がってしまうことによる、まさかの「そっちだったのかー!」展開。
エレクトリックガールの殺しの秩序や動機は良く分からないけど、とりあえず出会った人々皆さん不運だったとしか言いようがないくらいに殺し回る。たまーに見逃す女性もいるけど、見逃さない女性もいるし謎。
数多の被害者の中でも、長年の刑事の勘で現場維持を主張したシゴデキ刑事さんが、青い正義感をぶんぶん振りかざし自分が間違ってることを微塵も想定しないおバカ女子刑事のせいで殺されてしまった(しかも女子は助かるっていう)のが一番辛かった。
先入観って怖いなぁ。
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