「筋は読めた!と思ったら、ラストは意外でした」ストレンジ・ダーリン ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
筋は読めた!と思ったら、ラストは意外でした
いきなり真っ赤な衣装の女性が逃げるシーン、左の耳から大量出血で、アップになると、うひゃー!耳なし芳一だよ!
しょっぱなからパニック状態に陥れられますが、シーンの切り替わりに「チャプター〇」と6部構成の今から何番目を演りますよって表示がされるので、2幕目が終わった時点で誰がシリアルキラーなのかは想像できて、ラストに向けて予定調和的に展開するので緊張感がほぐれたところに、まさかの終わり方で驚いちゃいました。
上映時間が短めで、テンポも良かったですが、ヒッピー(元バイクライダー)夫婦宅で外に向けられたスピーカーから大音量で流れる声やビッグフット?が何か絡んでくるのかなと考えていたのですが、そこは答えが見つかりませんでした。
それに料理が酷い、バター・メープル・ジャムがてんこ盛りのパンケーキに真っ黒こげのソーセージ、あれも何かを示唆していたのでしょうか?
最後の方で、冷凍庫から出てきたレディーの表情がほんの一瞬だけ顔面血みどろに見えたのは気のせいだったのかなぁ……
ケタミンは恐ろしいし、コカインは酷い傷の痛みも吹っ飛ばしてくれるなんて、クスリって怖いなぁ。
ワタシにとっては不思議な感覚を味わえた作品でした。
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