「編集で緊張感を生み出した」ストレンジ・ダーリン コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
編集で緊張感を生み出した
全6章+エピローグで、時系列を入れ替えながら見せていく『メメント』スタイル。
チャプター3
→ 5→ 1→ 4→ 2→ 6→ エピローグ
の順で展開。
観る前は『REVENGE リベンジ』っぽい話かと思ったのですが、さにあらず。
ただ、チャプター5の段階で想像がつき、1で確信、4で答え合わせとなってしまったんで、私には正直ひねりが足りないと感じはしたものの。
人は見た目で先入観を抱き、容易に間違える(騙される)ということを、嫌味っぽく描いていたように思います。
映画としての出来は及第点、編集でここまで緊張感のあるフィルムが作れるのかという点に感心したことと、ウィラ・フィッツジェラルドの演技がよかったので、観たことに後悔はない。
覚えておきたい女優さんの一人になりました。
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