「めちゃくちゃ計算されてる」ストレンジ・ダーリン ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
めちゃくちゃ計算されてる
2025年劇場鑑賞204本目。
エンドロール後音声有り。
予告で一分ごとに展開が予想できないみたいなことを言っていましたが、さすがにこれは誇大広告にしても、かなり考えられて作られていました。
真相は予告の時点であんまりどんでん返しを強調されるとある程度の予測はしてしまい、その想像の一つが当たってしまったのは当たってしまったのですが、それでも全部ではなかったです。何よりこの映画の最大の特徴として、章仕立ての映画は数多ある中、最初に何章まであるか教えてくれる映画は見たことなく、しかも3章から始まるというのはかなり斬新だと思います。その後も行ったり来たりして進んでいくのですが、だんだん物語の本当の話が出てくるのは良かったです。
ただ、もしそうなると5章のある人物の動きが迂闊すぎてもし中身違ってたらどうするんだ、という心配と、6章の致命的なミス、その後のやり取りとか色々スカッとはしきれない部分もあり少しだけ点減らしましたが、基本的には面白い試みをした映画だと思います。
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