「ノワール青春モノというジャンル」愚か者の身分 まーるさんの映画レビュー(感想・評価)
ノワール青春モノというジャンル
かつてヤクザ映画だったものが現代日本ノワールになるといわゆる半グレによる闇ビジネスを描くという今の社会の病理をベースにした映画。
この映画の主人公タクヤ(北村匠海)が闇ビジネスに手を染めながらも悪に染まりきらないのは(彼の生来の性格もあるかもしれないが)かつてこの世界の手引きを受けた梶谷から受けた影響が大きいように思う。彼もまた悪に染まりきっていない様子が彼に影響を与えたのか。
這い上がるために人を騙すのが当たり前の殺伐とした日常にタクヤが作る鯵の煮つけを2人で食べるシーンの暖かさが光る。
はっきり言ってしまえば、暗いテーマであり、残虐なシーンもあるけれどもしかしエンタメしてるとこはしっかりエンタメしている(ジョージさんの歯が総金歯とか)ので社会派的視点とエンタメを両立した近年における一つの傑作!かと思いました。
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