劇場公開日 2025年10月24日

愚か者の身分のレビュー・感想・評価

全143件中、1~20件目を表示

5.0闇社会で生きていく(しかなかった)、愛すべき愚かな若者たちの激動の数日間。

nさん
2025年10月28日
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鑑賞方法:試写会、映画館

驚く

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n

4.0日本の遠くもない現状がささる

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館
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alvo

4.5もし自分が原作者だったら最高のかたちで映画化してくれて、天にも昇る心地だろう。

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

ドキドキ

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葉

3.5闇の中にも“救い”がある——北村匠海×林裕太が魅せる青春クライムドラマ

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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leo

4.0TOHOシネマズ 新宿で観たら怖かった(エグいリアリティ)

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

ロケ地が近所じゃないか。
あり得る話だから怖すぎる。
一寸先は闇。
役(キャラクター)とストーリーにリアリティがあって
重くて、エグくて面白い!
お金の魔力には気を付けなければいけないと思った。

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チャーリー

3.5底見えぬ沼での踠き。 好きなお話だが、自分にはそこまで刺さらなかっ...

2025年10月28日
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底見えぬ沼での踠き。

好きなお話だが、自分にはそこまで刺さらなかった。わりかしツッコミどころも多く、色々と勿体ないなと···

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こち

4.0闇に生きて抗う人々

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

怖い

驚く

斬新

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まこやん

1.5言いたい事はわかるが

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

悪いけど、生理的にムリでした。

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ひろちゃんのカレシ

4.0ない話ではないんだろうな、というリアリティ

2025年10月28日
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決して映画の中の話ではなく、現実にもこういうことが起きてるのではないか、と思ってしまうような話だった。
こういう時代ならではの暗さや救われなさがよく描かれていたと思う。
時系列を入れ替えた構成も、ハラハラして良かった。
存じあげなかったけど、林さんっていう役者さんハマってました。

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塩

4.0現代にもがき続ける若者たち

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

途中観ているのが苦しくなってしまう作品だった
これからも彼らには挫折や困難がたくさん待ち受けていると思うけどささやかな光が差していると信じたい

とにかくキャスティングが素晴らしかった。
マモルは林裕太くんにしかあの初々しさやピュアで汚れてない感じは出せなかったと思うし、あの3人が関係性が素敵だった。

タクヤは病気でなくなってしまった弟とマモルを重ねていて自分が闇バイトに誘ってしまったという罪悪感もあり、どうにかこの仕事から抜け出して、生きてほしいと願う
同じように、梶谷もタクヤを裏の世界の仕事へ導いてしまった自分を慕ってくるかわいい弟のような気持ちだったのだろう。
北村拓海演じるタクヤは「あんぱん」でヤナイタカシだった彼とは、真逆の役でしたが、あの壮絶なシーンも車内で自分の状態に気づいた時の迫真の演技は言葉にならなかった

悪に染まった半グレ集団の彼らとの境界線は、まだ他人のことを思いやる気持ち、大事にしたいという人としての温かみが感じられるか、られないかだ
マモルの箸の持ち方、魚の食べ方、行動にも彼の生い立ちが伺える。教わっていない箸の持ち方、手を振り上げれば殴られると避けてしまう。細かい所作にも拘っていて、それが自然と表現できていたのは、林くんがこの役を自分のものにしていたということでしょうね

梶谷演じる綾野剛も人を騙して底辺な生き方をしていても、まだ人間として腐りきってなくて、自分も酷い目に合うことはわかっていながらも、寸での所でタクヤを助けて逃亡するという、そこからのあの印象深いワゴニアでのロードムービー風の逃亡劇もなんだか梶谷の優しさが溢れていて、2人の時間がとても愛おしく感じた。
役を演じていても、きっと役者自身の素の部分って出てるのかなって思って、タバコの吸い殻を拾ったり、消えていない吸い殻を消したり、綾野剛さんの人柄を感じてしまった

また、大好きな信頼できる誰かと一緒にご飯を食べる事
それって、当たり前だけどとても大切で、幸せで、心温まることなんだなと思った
そして、若者を育てる親として、親は子に何を与え、子は親から何を受けとっているのか、子供に安心できる場所、ここに居ていいんだと思える場所を作ってあげられているのか
そんなことを考えてしまう作品でもあった。

追記
これだけは言っておきたかったあと二つ
ワンシーン、その後声のみの出演でしたが、木南晴夏さんの存在感はあっけらかんとしてて、それでいて肝が座ってるというとても素敵な役でした。
それから、綾野剛さんの肉体美、しっかりとご覧になってください。

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さくらん

4.0こんな日本になっちゃった

2025年10月28日
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鑑賞方法:映画館

直近で観た大筋同じの【ナイトコール】が子供騙しに見えるほどのリアリティー(いや、そうはならんだろってところはあったとしてもだぜ?)。

最初から最後まで浅い呼吸で鼓動は速いまま。そんな緊張感が続く映画には初めて出会った。たぶん登場人物たちの自覚のない危なっかしさとすぐ隣にある暴力との距離感がバグっているせいだろう。戸籍売買の手口だけでなく新宿歌舞伎町という街のニオイまでしてくるほどの解像度の高さも気持ちがガツガツと入り込んでいく要因だと思う。たぶん130分間ずっとホッとする間がないのは彼らの人生そのものだからなのかもしれない。

さて、推し矢本悠馬が最高の演技を見せてくれてたし、突然映し出される元NGT48の本間日陽も相変わらず可愛くて嬉しかったな。チンピラやらせたら天下一の綾野剛と主演の2人は完璧。言うことなし。山下美月は鏡前の感情が溢れるシーンをきっかけにもっとオファーが増えると良いな。怖いお兄さんたちはキャスティングディレクターが天才すぎる。木南晴夏はもう息継ぎのタイミングでしかない。彼女いなかったら窒息してたかも。

気を衒わず見たままを絵にできる永田琴監督の作品は今後注目だけど、綺麗過ぎてコイツら犯罪者だからな?ってのを忘れそうで怖いかも。両さんも言ってたけど、「不良がちょっと良いことすると褒められたり絶賛されたりするけど、悪いことしてない奴が1番偉い」こそ真実。美談は毒なのでご注意を。

それではハバナイスムービー!

p.s.タイトルは 「あんのこと」「ミッシング」に繋がる極貧国日本のリアルってことを伝えたくてね…

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きーろ

5.0そこで終わりかぁ

2025年10月28日
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凄い作品です

紹介にあるあらすじはハズレとは言わないけれど
ちょっと違うんじゃないか?と思いますよ?
でも、そんなあらすじ読んで
とりあえず見とくかぁ程度でみちゃったんですけど
今年イチです

映画見ながらも見終えても
タイトルの意味が?字面が?押し寄せます
映画中に右上?左上?
ずっと表示されてたんじゃないかってくらい
タイトルが私には刺さって困ります
作品見た方々は
このタイトルをどう捉えるんだろう?
自分が感じているものが正解か否かはわかりませんが
ちょっとえぐいです感動です
でもタイトルはタイトル。
更に中身、映画がホント凄かったです

登場人物全員が地に足ついてるというかリアルというか
役者さんだけが凄いだけじゃないんだと思う
ラストの歌も天才すぎるし
優良物件確定さんとかマジかぁなるし
映画の終わり方よ。原作と同じ?

ダメだ気になる、本屋行こう
あとがき読みたすぎる

こりゃすげーわぁぁ

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ファジ吉

5.0息子に観てほしい

2025年10月28日
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若者の貧困、半グレ、闇ビジネス。何ということもない私たちの暮らしと、薄い膜だけ隔てた向こう側に、いま蔓延っているもの。これは東京の話だが、他の都市でも似たようなものだろう。親として、このような境遇に我が子を堕とさないよう心を尽くさねばと強く感じると同時に、自分の息子の世代にこそ(衝撃的な描写などはあるものの)観てもらいたいとも思った。
 愚かな犯罪者を演じながらも、主演三人の演技には気品があり、それがこの映画を美しくしている。しかしこれを息子が観たとして、裏社会への憧れなど抱くかと言えば、決してそんなことも無いと思う。美しいが、十分に恐ろしく、十分に惨たらしい。このように様々なバランスが取れた作品に出会ったのは、ずいぶん久しぶりのことだと感じた。

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F.O.M.S

3.5グロいし悲しい

2025年10月28日
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悲しい

怖い

タクヤとマモルは何個もの携帯電話を使って女性を装い、お金に困ってる男たちから個人情報を引き出して戸籍売買を行っていた。彼らは、悲惨な環境で育ち、金に困り、気づけば闇ビジネスを行う組織の手先となっていた。タクヤは自分が闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷の手を借り、マモルとともに裏社会から抜け出そうとしたが、バレて臓器売買の対象とされ・・・さてどうなる、という話。

3人の若者達が闇ビジネスから抜け出そうとする様子を、3人の視点から描き、だんだんと、様子がわかってくるストーリーは興味深かった。
タクヤが眼球を盗られた後のシーンはグロかった。
タクヤ役の北村拓海、梶谷役の綾野剛ともさすがの演技だった。
あと、山下美月と木南晴夏も良かった。
そこそこ面白かったが、悲しいストーリーだった。

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りあの

3.5マモル

2025年10月28日
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だけでも立ち直ってまともな人間になってくれると良いですね。内容的にはちょっとショッキングだけど、いかに悪の世界から抜け出すのが大変かを表すにはこれくらいかと。

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ごっとん

5.0息を呑み、ハラハラし 瞬きも忘れていた 人生は苦しい 背負うものが...

2025年10月28日
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息を呑み、ハラハラし
瞬きも忘れていた
人生は苦しい
背負うものが大きい
それでも3人は優しく
その生き様は美しい
絶対幸せになって欲しい
エンドロールで人生讃歌を聴いて
やっと泣けた
本当に一人でも多くの人に
観てほしい
#映画愚か者の身分

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okuxxy

5.0中盤の出来事が衝撃的過ぎて・・・

2025年10月28日
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怖い

驚く

斬新

非常に面白い映画でした。最後まで退屈しません。

3人の登場人物のそれぞれの視点で3幕展開も良かったです。
物語がリンクした時、謎の気持ち良さを感じます。

しかし、中盤、主要人物が悲惨な目に合う展開に、衝撃を受け過ぎてしまい、そこから後のストーリーをよく思い出せません。
部屋の中までは耐えられましたが、車の中でのあの絶望感・・・

残酷な描写や悲惨な展開にはある程度慣れているつもりでしたが、本作の描写はかなりメンタルに来ました。あのまま目覚めない方がどんなに良かったか。

終盤、悪に手を染めてしまった者が、温かい善意を示すところもありましたが、鑑賞中ずっとメンタルをやられていた影響であまり感動できませんでした。

あの衝撃の展開に慣れてから、改めて見直すと、後半部分が楽しめるかもしれません。
個人的に、この映画で綾野剛への好感度が上がりました。

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零零2015

3.0ヤクザ、半グレ、闇バイト

2025年10月28日
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暴力的に悪い奴らもいれば、詐欺師的に悪い奴らもいる。また、その手先として、指示されるがままに悪事を働く若者も多数。裏社会に生きている人達って、想像を遥かに超えてたくさん居るんだろうな。
また、そんな裏社会を利用する側の連中。戸籍売買、臓器売買、人体実験、…ホントにありそう。
そう言えば、盗撮教師が苗字変えて教壇に立ってたニュース、最近あったなぁ。

主役の三人、良い人そうに見えたりするけど美化しすぎ。大概、悪い奴らであることは間違いない。足を洗おうとしたのではなく、ただ逃げただけ。組織から抜けられても、裏社会からは抜けるのは難しいでしょう。なんか、ハッピーエンドの無い、救いようの無いドラマ。課題提起だけで、希望が見えてこないのが辛い。

しかし、悪=裏社会かと言えばそうでもない。全ての人間が多少なりとも悪を抱えて生きている。また悪の概念は人により異なる場合もあり、他者にとっては善ともなり得る。そう考えると、社会を裏・表で表現すること自体意味が無いかも。「愚か者の身分」って、まともに生きたくてもそう生きられない立場、ってこと? となると「まとも」って何やねん、と思ってしまう。

と言うことで、この映画で得た教訓は「人は目ン玉くり抜いても生きていける」ってことくらい。但し、感染症の危険は高そうですね。
…すみません、キャストは素晴らしいのですが、内容が好みの映画ではありませんでした。

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つもろう☆

4.0人の心が「愚か者」という身分に踏み止まらせる

2025年10月28日
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悲しい

怖い

ドキドキ

いわゆる、社会においての「クズ」を描いています。

世の中には、人の命や人生を、虫を踏み潰すかの如く平気で奪う人がいます。

いや、もはやそれは「人」ではない。

人でなし。人ならず者。

そんな世界に飛び込んだ「愚か者」たち。

結局その者たちは、人ならずな者にはなりきれなかった。

それになりきれなかった、「愚か者」で踏み止まれたことが、観ている側からしたら救いになりました。

人にあらずな者にはなりきれず、社会に適応する者にもなることが難しい。

「愚か者」という身分は、ある意味「半端者」を指すのかもしれません。

世の中には、「普通」になろうとしたり合わせようとしたりして頑張っている「半端者」がたくさんいます。

そんな人たちの努力を平気で踏み躙るような、人ならずな者の怖さがよく伝わる映画でした。

映画の裏タイトルがあるとしたら、「ならず者」がいいかもしれませんね。

痛みや怖さがある映画なので、万人受けはしないと思いますが、オススメです。

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ぎんのすけ

3.5闇でもがいて落ちる「闇」

2025年10月28日
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悲しい

怖い

 無知故に地獄にハマった愚か者が、無知な他人をハメて地獄に引き摺り込む負の連鎖。飄々と裏社会を泳ぐ主人公が下した決意が、悲劇のドミノを倒してしまう。
 正直、どの主要人物も共感できない。それでも、タクヤを体現した北村匠海の表現力には感服した。タクヤは多面的な人物で、身内を思い遣る優しさの一方で、素人をカモにし仲間も裏切る冷徹さも共存する。その二面性もタクヤの中では矛盾がなく、身内を守る為なら他人を犠牲にしても構わないと割り切る、本質的な愚かさがある。そんな主人公を違和感なく自然に「生きた」匠海さんに凄みさえ感じた。特に、落ちてしまった奈落の「闇」に気づいた瞬間の、のたうちながら発した「慟哭」は胸に刺さった。
 デートには向いてないが、中盤に起きるショッキングな展開で高まる緊迫感は、サスペンスとしても秀逸。彼等ほどの愚か者には陥らぬよう、自身を律したい。

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ちっちゃなきょゥじん
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