劇場公開日 2025年10月24日

「引き込まれる。映画で新しい刺激が欲しい方におすすめ。」恋に至る病 青春制したいさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 引き込まれる。映画で新しい刺激が欲しい方におすすめ。

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

ドキドキ

サスペンス要素多めのラブストーリーです。
個人的には観終わった後、すごく満足感ある作品だと思いました。余韻が凄かったです。不思議な感覚になります。
そして、何もかも忘れ、顔が熱くなるほど映画に集中してしまいました。

とにかく主演2人のお芝居、特に瞳が印象的ですごく引き込まれました。長尾さん、山田さんの外見、空気感が、私の想像していた宮嶺と景でした。キャスティングは天才的だと思います。

ただ、作品自体は原作とは違うなという感じです。難しかったです。

しかし、観客を物語に引き込む力や、原作の不思議な、唯一無二な空気感は伝わってきて、映画は映画でとても良かったなと思います。
環境、雰囲気、空気感が伝わりやすいように、長回しやロングショットを多く用いて、構図に工夫されているのかなと感じました。
また、観終わった後の余韻も含めての「恋に至る病」なのかなと思います。

原作ファンの方は確かに思うところはあるかもですが、映画として観たら「あり」だと思いますよ。原作が好きで期待してたらがっかりはすると思いますが。

未読の方も、既に読んだ方も、この独特な空気感の映画、ハマる方いらっしゃると思います。

私は原作や斜線堂さん作品のファンでもありますが、個人的に、あの量の小説を映画で再現するのはかなり削られて当然なので、大きく期待はせず、ほぼ別物として鑑賞していたのもあり、より良かったし楽しめたのかなとも思います。

何から語ろうか、、とりあえずまた観に行って、また考察しようと思います。

長々とすみません。おすすめは出来ます!!!少しでも気になったら観るべきだと思います!!!

観た人の数だけ感想が生まれる、あまり観たことないような独特な空気感の映画です。

新たなジャンルだなと思いました。

ぜひたくさんの方に、恋に至る病にかかっていただきたいです。

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