劇場公開日 2025年10月24日

「音楽を殆ど使わない演出が良。」恋に至る病 かもしださんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 音楽を殆ど使わない演出が良。

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

主人公の後ろに座っている男子生徒の顔芸を始め、台詞がない時の登場人物たちの表情に矢鱈と惹かれました。
かなり含みのある顔をする人が多いので観ていて楽しんでしまいました。
多分、この映画が殆どBGMを使用していない事も画面に集中できた要因になっていて、出演者たちの表情に目がいったのかもしれません。
逆に主軸となる主人公2人の表情は変化に乏しくて、とても「恋愛映画」でよく目にする顔とは言えない表情をしていました。
また、随所で長回しなども多用していて、顔のアップが連発する他の「恋愛映画」とは確実に一線を画しています。
「恋愛映画」として少し異質な作品でした。

淡々とした描写が多く、主軸になる2人は表情人乏しい。
それでも「恋愛」が中心になっている不思議な作品。
「恋愛映画」を敬遠しがちな者でも鑑賞可能な作品ですので興味のある方は是非!

かもしだ
トミーさんのコメント
2025年10月24日

共感ありがとうございます。
廣木監督の撮るモノは明らかに、秒速5cmやストロベリームーンとは違った目線ですね。自分は監督ノッてるな!と思いました。

トミー
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