音楽サロンのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
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隣家の新興成金が幅を利かすのが癪に障る没落貴族(チャビ・ビスワシュ)。
体面を維持するために自宅のサロンでしばしば開く音楽会。
元日の日に隣家に対抗して開いた会で悲劇が起こる・・・
といった物語。
数度描かれる音楽会が素晴らしい。
特に最後の会は踊りもあり、圧巻。
没落貴族の豪華絢爛ぶりはヴィスコンティを思い出す。
没落貴族、最終的には死んじゃうんだけど、こりゃ、幸せな死に様。
やはり、サタジット・レイ、真面目な楽天家だなぁ、と思う。
苦労知らずの良い処のお坊ちゃん、みたいな。
(知らんけど)
3本鑑賞した中では、本作が最上位。
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踊れ、踊れ!見せ物になって踊れ!
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サタジットレイのレトロスペクティブが始まった。なんかとても不思議な字面。「うた」トリロジーにしか触れてなかったし、それが全てだと思ってもいたから。
初日に鑑賞しに行ったが、やはりトリロジーの時にも感じていた、レイの作品は見応えのあるシーンとそうでないシーンがなんとも同じくらいな割合でいるから割と見づらいということだ。何がそうさせているのかは、あまり解読できていないが、とにかくそうなのだ。
スタッフクレジットが浮かび上がるシャンデリアのファーストショット◎
そこからは、女が富豪の前で踊る長いシーンまで◎、と感じるところがなかった。
なぜなんだろうか…と思うが、それを解読するには見なければいけないのでそれはそれで過酷である作業だ…
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