「救い…」MELT メルト ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
救い…
子供時代の夏のノスタルジックな色彩と、現在の冬の暗い色彩と、対比しつつどちらも悲劇的な結末へ向かう。
現在パートはもう救いがないことが分かってるので顛末だけ。子供時代パートは夏の豊かな色彩でひと夏の経験も含めた少女の揺らぎも含めた繊細な描写で。
子供時代のエピソードはいずれも万国共通というかあるあるなんだけど、積み重ねの結果取り返せないくらいの結果をもたらすのが脚本的には見事。
ただ、あまりにも救いがないので、それが現実なんだとしてももうちょっとどうにかならないかと思う…
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