「ウィレム・デフォーの独壇場」インサイド ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
ウィレム・デフォーの独壇場
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ワンシチュエーションでの不条理スリラー。
どうやって脱出するんだろう?というのが最後まで観るモチベーション。
ペントハウスショールームに閉じ込められる主人公。
部屋の温度設定が壊れ、最初は40℃意向まで上昇、その次はどんどん下降する。
これが主人公を多いに苦しめる。
水も食にも困る状況に。。。
外部の情報を得ることができるのは、監視カメラの映像だけ。
おそらくはドアの外に清掃員は来ているが、イヤホンをして音楽を聴いているため
主人公の声やドアを叩く音は届かない。もうこれだけで絶望である。
途中、妄想を見るようになる主人公。
もうだいぶヤバイ状態に。
擬似火事でスプリンクラーを作動させても誰も入ってこないのには違和感しかない。
冷蔵庫を20秒間開けっぱなしにすると、「マカレナ」が流れるのは笑えた。
それで踊る主人公にも。
それだけが唯一の救い。
しんどい作品だった。
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