キング・オブ・キングス

劇場公開日:2026年3月27日

解説・あらすじ

「クリスマス・キャロル」で知られるチャールズ・ディケンズが自身の子どもたちに読み聞かせるために執筆し、生前の出版を禁じていた「主イエスの生涯」を原作に、イエス・キリストの誕生から復活までを描いた長編アニメーション。製作・監督・脚本を務めたチャン・ソンホ率いる韓国のMOFAC STUDIOが、製作期間10年をかけて完成させた。

イギリスの人気作家チャールズ・ディケンズは、我が子のために執筆した特別な物語「王の中の王」を5歳の末息子ウォルターに読み聞かせる。それは2000年前、ベツレヘムで生まれたイエス・キリストの壮大な物語だった。12歳で「神の子」としての使命を自覚したイエスは、30歳で洗礼を受け、弟子たちの目の前で多くの奇跡を起こし、人々に愛と赦しを説き続ける。しかし、そんなイエスの行いを「神への冒涜だ」と敵意を募らせる者たちも現れる。やがて最後の晩餐で自らの死と復活を予言したイエスは、十字架刑という試練の道へと歩んでいく。

英語版声優には、チャールズ・ディケンズ役のケネス・ブラナー、妻キャサリン・ディケンズ役のユマ・サーマン、イエス・キリスト役のオスカー・アイザックほか、マーク・ハミル、ピアース・ブロスナン、フォレスト・ウィテカー、ベン・キングズレーといった名優たちが名を連ねる。

2025年製作/104分/G/韓国・アメリカ合作
原題または英題:The King of Kings
配給:ハーク
劇場公開日:2026年3月27日

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(C)2025 MOFAC Animation Studios LLC.

映画レビュー

4.0 多分キアヌ・リーブスはイエスの生まれ変わりかもしれない。

2025年4月20日
iPhoneアプリから投稿

4月21日月曜日はイースターの祭日で、タイムリーな公開になりました。IMDb 評価は7.5/10、宗教系の作品を基盤とするエンジェル・スタジオによるアニメ「The King of Kings」は、2位に初登場後、公開2週目ですでに総興行収入3500万ドル突破し、ランキング上位をキープしています。

チャールズ・ディケンズをイメージした作家とその1番下のやんちゃ息子、そしてふわふわ猫が、想像力を駆使して、キリストの生涯をたどります。まん丸お目目の三頭身、よちよち歩きのおチビちゃんが、イエスキリストの世界に入り込んで一緒に冒険?するのは、なかなか癒されました。

ケネス・ブラナー、ユマ・サーマン、マーク・ハミル、ピアース・ブロスナン、フォレスト・ウイテカー、ベン・キングズレー、オスカー・アイザックらが、ボイスキャストとして参加。韓国のチャン・ソンホ監督がメガホンをとりました。

それぞれのエピソードは有名なものばかりで馴染みのあるお話ながら、やっぱりキリストのすごさや言葉の力が、子供にもわかりやすく描かれています。

途中から、キリストがキアヌに見えて仕方なく、彼の聖人エピソードを思い出しながら観ました。カナダの観客は最後に拍手、子供達も静かに鑑賞していました。

ちなみにカナダには移民が多く、特に戒律の厳しいインド人はめちゃくちゃいます。肉も卵も乳製品も食べられないシーク教徒とか、気の毒に思うほど神の教えを守ってるわりには、人を奴隷扱いしてアゴで指示を出し、自分からは一切掃除や片付けもせずに、腕を組んで突っ立って、自分の道具は使わずに人のものを黙って借りるようなテイカーもいるし、嫉妬深くて縁を切られたクリスチャンもいるし…、正直、宗教で人の格は決まらないと学びました。

無宗教というか、八百万の神信仰というか、クリスマスを祝い、初詣に神社にお参りに行き、お寺のお坊さんを呼んで葬式や法事をする日本人の方が、よっぽど秩序を守り、他者への思いやりを欠かさないという意味で、やっぱり私は日本の宗教観の正しさを思い知っております。

…作品関係なくて、すみません。せっかくの祭日なんで、一応イースターは祝いますwww

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ゆーきち

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