「天下一武道会」プレデター 最凶頂上決戦 ヘルスポーンさんの映画レビュー(感想・評価)
天下一武道会
ダン・トラクテンバーグ監督はデビュー作「10クローバーフィールド・レーン」でジャンル映画界に舞い降りた新星。同監督による前作「プレデター ザ ・プレイ」はいわるゆSFモンスター映画×ガチンコバトルものとしてジャンル映画としての楽しさに振り切った作品で、マンネリ化していたプレデターシリーズを見事蘇らせたと言える。
そんな監督の2作目である本作はなんとアニメーションとなっていて、アニメならではの表現(しかもスパイダーバースやロズ等流行りのアメコミ風の絵柄)にもなっており、さらに3人のメインキャラによるオムニバス形式と最後にメインキャラ集結でラスボスと対決という何ともアニメとして王道の展開になっていた。
プレデターの世界観だが、やっていることはドラゴンボールの天下一武道会か力の大会だ笑
ラストシーンは前作「プレデター ザ ・プレイ」の主人公ナルがコールドスリープされているというオチだ。
これによりダン・トラクテンバーグ監督によるプレデターシリーズは同じユニバースを共有していることになる。
次作「プレデター バッドランド」は実写映画で、ダン・トラクテンバーグ監督の念願の劇場公開だ。
この三部作はディズニー傘下のジャンル映画イベントとして楽しむのが良さそうだ。
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