「これは本当に面白かった」プレデター 最凶頂上決戦 日成さんの映画レビュー(感想・評価)
これは本当に面白かった
初のアニメーションのプレデターとして作られた今作。バイキング、忍者、パイロットと時代の違う3人がプレデターと戦う話で、面白かったし興奮した
先ずはバイキングの母親の話。実は予告編を見た時にてっきり息子の方が主役と思っていましたがまさかの母親が主役だった事に驚きつつ、グロかっこいい戦闘を見せてくれます。
次が忍者の兄弟の話で、ゴーストオブツシマから影響を受けたであろうイチョウが映える秋の季節を舞台にプレデターに忍者と侍の兄弟が挑むという話で外連味たっぷりだけど日本監修を用意したのが分かる話作りで面白かった
最後は第二次世界大戦の陽気なパイロットの話でプレデターと空中戦を繰り広げつつ、オンボロ戦闘機でプレデターの宇宙船にどう挑むのかという話で興奮しました。
3つとも良かったのがプレデターの武器やプレデターの目が人の違う所にちゃんとリアクションがあって、咄嗟の判断でそれを利用してるのが良かった。強い人間VSプレデターって構図だけど、ただ強いじゃなくてそう言った判断が出来る人間として強かったのが良い。
日本人が好みそうにない絵柄だけど、プレデターという題材上、この絵柄じゃなくてグロすぎて無理だろうなと思えるほどグロくて、漫画のカイジと一緒ですよ。意外にエゲツない事をしてるけど絵柄のおかげでそこまで嫌悪感をあまり感じないっていうパターン
後、日本のアニメと違うなと1番感じたのがカメラで撮ってるって感じが凄いして、その違いが分かりやすかった。
またオムニバスでただプレデターと戦うんじゃなくてラストの30分はなんと、時代が違う3人がプレデターにコールドスリープで集められてプレデターの惑星に行って脱出を図るという展開。これはプレデターズでもあった展開で、それまでの場面でその人間のキャラ3人がどんな性格か分かってるからこそ、すんなりと入るし共感できるし、そして3人が組むってのが面白かった
これは同じ系統でアニメシリーズがみたいですね