プレデター 最凶頂上決戦のレビュー・感想・評価
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狩るか狩られるか。
星々を巡りその星の最強を仕留め捕食者の頂点を目指すプレデターが西暦841年の地球へ降り立つ話。
幼い息子を連れ父の敵と復讐に燃える女、後継者争い中の兄弟武士と忍者、戦闘機パイロットを操れる若者、…この選ばれた3人が戦い残った1人がプレデターと対峙することに…。
本作とガンニバルS2が気になりDisney+再加入、本編80分ちょっとに詰め込みすぎなのかな、アニメってのもありプレデターの恐さ、カッコよさも感じない、vsになれば意外とあっさり終わってしまって…。
「プレデター2」のラストに出てきた“ラファエル・アドリーニ1715年”と記された銃、「ザ・プレイ」と本作と出てきたけれど…やはりまだ辻褄が合ってない。
この辻褄を合わせる為の話を待ってるんですがまだですか??今年11月公開作品も楽しみにしてるし“銃”に纏わる伏線も期待したい!
互角に戦う人間がカッコいい
プレデターのアニメ映画なんて面白いわけがない?
最初はそう思っていました。しかし、観始めてすぐにその考えは覆されました。
この作品では、シリーズの象徴である“戦い大好き星人”ことプレデターが、またもや激戦の最中に乱入してきます。戦闘シーンが激しければ激しいほど、プレデターの“おじゃま虫感”が際立つ構成です。
驚くべきは、その戦闘描写のクオリティ。アニメとは思えないほど重厚で、プレデターがいなくても成立するほどの完成度です。戦士たちが信念のもと戦っている姿には、人類の戦争の歴史を感じさせる深みがあります。
単なる“強さ比べ”ではない、戦士たちの信条や誇りが描かれ、そこにプレデターという存在が無秩序に介入する構造はとても皮肉的で胸を打たれます。
知名度はまだ高くないようですが、プレデターシリーズの中でも特に秀逸で、SFアクション映画としても一級品。
ダン・トラクテンバーグは信頼に足るプレデター監督だ!
盾と剣、そして弾。シリーズ随一の傑作となった『プレイ』からの歴史路線を突き詰めて、シンプルながらユニークな着眼点でシリーズに新たなスリルライドと世界の拡大・統一という血を巧みに通わせてしまう。
ONLY ONE LIVES.
プレデターに勝った者だけが勝ち抜いた、陸・海・空の最強バトル・ロワイヤル開幕!!! サブタイトルに違わぬ内容で美しいアニメーション(3D感と爆発描写など2D感の融合)による目を見張る素晴らしいアクションシーンの数々!特に最初のエピソードで敵陣にカチこむ長回しがヤバすぎて大興奮だし、話が進んでいってサブタイトルに偽り無しな全容が見えてきてアガった。おぬしも化け物を殺したのか?
LET'S GO HUNTING!
血は争えない?交戦中のところに奇襲かけるスタイルで、武士道・騎士道なんてものからは何光年も程遠くあくまで捕食者だから、基本プレデターってセコいよな(それを言っちゃ終わりよ)。狩るか狩られるか獲物に過ぎない。始まりに過ぎない…繋がる!
そして生存者は WILL FACE ME!
HE'S WATCHING YOU
天下一武道会
ダン・トラクテンバーグ監督はデビュー作「10クローバーフィールド・レーン」でジャンル映画界に舞い降りた新星。同監督による前作「プレデター ザ ・プレイ」はいわるゆSFモンスター映画×ガチンコバトルものとしてジャンル映画としての楽しさに振り切った作品で、マンネリ化していたプレデターシリーズを見事蘇らせたと言える。
そんな監督の2作目である本作はなんとアニメーションとなっていて、アニメならではの表現(しかもスパイダーバースやロズ等流行りのアメコミ風の絵柄)にもなっており、さらに3人のメインキャラによるオムニバス形式と最後にメインキャラ集結でラスボスと対決という何ともアニメとして王道の展開になっていた。
プレデターの世界観だが、やっていることはドラゴンボールの天下一武道会か力の大会だ笑
ラストシーンは前作「プレデター ザ ・プレイ」の主人公ナルがコールドスリープされているというオチだ。
これによりダン・トラクテンバーグ監督によるプレデターシリーズは同じユニバースを共有していることになる。
次作「プレデター バッドランド」は実写映画で、ダン・トラクテンバーグ監督の念願の劇場公開だ。
この三部作はディズニー傘下のジャンル映画イベントとして楽しむのが良さそうだ。
アクション映画、プレデター映画として面白い‼️
正直舐めてました。この映画面白いです。
ストーリーの構造が非常に特殊。
かつサプライズに溢れています。
なので、プレデター好きな人はネタバレ喰らう前に早めに見るのが吉かと思います。
アニメシリーズだから、そしてプレデターだからこそできる特殊な展開。
そこで繰り広げられるアクション、そしてドラマは唯一無二の魅力を放っていました。
どうしてもプレデターが主役。
狩られる人間はおまけ、となりそうですがそうではなく。
人間もプレデターもどちらにもしっかり焦点が当てられていたのが好印象でした。
アクションもアニメーションだからこそできるケレン味たっぷりで、良い意味で期待を裏切られました。
これまでに見た事のないギミックや、まさかの作品との繋がりにも驚かされます。
続編にも期待したいです。
プレデターvs時をかける戦士たち
闘いに終止符を打ったと思われたプレデターが、再び闘いの場に返り咲いた。
言うまでもなく、『プレデター:ザ・プレイ』の成功。Disney+の配信のみなのが惜しいくらい、『1』に匹敵するシリーズ屈指の出来。
その監督ダン・トラクテンバーグによって、今年は2つのプレデター映画がリリース。
11月公開の『プレデター:バッドランド』と、Disney+配信の本作。
シリーズ初のアニメーション。
名キャラ故、アニメーションでも映えそう。アニメーションならではのプレデターワールドに期待。
プレデターはこれまで一つの国と時代、一定の区域、特定の人間たちと闘ってきた。
本作では3つの異なる国と時代で展開。
実写なら予算も掛かる。アニメーションならではの設定だ。
841年、北欧。バイキングの時代。
息子を連れ、復讐の旅を続けるバイキングの女戦士。
因縁の復讐相手を見つけ出し、死闘が繰り広げられる中、そこに現れたのは…
屈強なバイキングのような巨体と怪力のプレデター。
エピソードタイトルは『盾』。
1609年、日本。侍の時代。
幼い侍の兄弟。父殿の前で後継者争い。弟が勝ち、敗れた兄は去る。
20年後、忍者となった兄は君主となった弟と再戦。そこに現れたのは…
忍者のような機敏さと飛び道具を駆使するプレデター。
エピソードタイトルは『剣』。
1941年、アメリカ。戦争の時代。
空軍機が何者かによって次々撃墜。若きパイロットは未知の何かを調査しに向かう。そこで遭遇したのは…
プレデターの巨大戦闘機。
エピソードタイトルは『弾』。
シチュエーションも闘い方も異なる。
『盾』では女戦士が盾を駆使し、力と力がぶつかり合う、血みどろの闘い。
にしてもこのエピソードのプレデター、歴代最強レベルじゃね…?
『弾』ではシリーズ初のドッグファイト。
肉弾戦メインだった人間vsプレデターで、戦闘機vsプレデターの戦闘機は新しい見せ方。迫力は勿論、3エピソードのなかでも随一。
日本人としてやはり気になるのは、『剣』。
『プレデターズ』ではヤクザと闘ったが、侍&忍者と。
決着を付けようとしていた兄弟が“物の怪”相手に共闘。
ただこのエピソードで気になったのが、他のエピソードは台詞あるのに、何故かこのエピソードだけほとんど台詞ナシ。
唸り声や気合いの声、シチュエーションやリアクションで展開していく。
まあ侍は言葉で語らなくとも、目や表情だけで語れるが、久し振りに相対した兄弟が何の会話も無いまま闘うのは不自然。
日本語でのやり取りだと欧米人には分からないから…? 多様性の今の時代、そんな事はないよね…?
劇画タッチの映像は好み分かれそうだが、醜いバケモノのプレデターや壮絶な死闘には合う。
アクションは迫力充分。洋アニメーションで、ここまで激しいアクション描写はなかなか無いかも。
つまらなくはなかったが、このままオムニバス形式だったら物足りなさを感じていた。
そしたらラスト20分、意外な展開に…!
バイキングの女戦士、忍者、パイロット。気付いたら、見知らぬ場所に。
てっきり何の関連も無い3つのエピソードと登場人物と思っていたら、まさかの合流。
彼らは何処かに運ばれている。着いた先は、明らかに地球ではない。
プレデターの星。プレデターの戦士を倒した3人を、星に招いて称える…訳ない。
プレデターは相手の強さを認める武士/騎士道のような誇り高い精神を持ちながら、戦闘民族サ○ヤ人のように強い相手との闘いを望む。
プレデター王が翻訳機を通じて話す。
闘え! 勝ち残るのは一人。そして我と闘え!
3人でバトルロイヤル。勝った者がプレデター王と闘う。
負ければ死。勝っても闘い。地獄のような最凶頂上決戦…!
言葉も通じぬ3人。
何も分からぬまま闘い始める。
血気盛んなバイキング女戦士はなりふり構わず。忍者は応戦しながら無益な闘いを止めるよう訴える。パイロットは奴らの戦闘機を盗み、ここからの脱出を提案。
が、言葉も意思も伝わらなければバラバラのまま。死あるのみ。
絶体絶命から脱するには、別の絶体絶命だった。
プレデター王がプレデターモンスターを投入。
これにより、女戦士と忍者が争いを止め、モンスターに立ち向かう。
何とか倒し、共闘意識が芽生える。そこにパイロットが奪った小型機で、巨大戦闘機に向かう。
3人でここから脱出する。生き延びる。
言葉は通じなくとも、今はもう目指すものは同じ。盾、剣、弾、一体となって。
立ち塞がるプレデター王。プレデターの戦士を倒した女戦士と忍者の二人掛かりでも圧倒的。
一瞬の隙を付いて戦闘機に乗り込み、飛び出そうとするが…、
直前、忍者が王の攻撃から女戦士を庇い、片腕を失う。
戦闘機が巨大鎖で捕捉されてしまう。
脱出成功したかと思ったのに、絶体絶命…。
そこで思わぬ行動に出たのが、女戦士。
鎖を伝って地上に降り立ち、鎖をぶったぎる。
忍者とパイロットを乗せた戦闘機は脱出に成功。
プレデターたちに囚われた女戦士は、ヴァルハラの亡き息子の元へ、覚悟を決め…。
この最後のエピソードは熱かった。
途中までそれなりに面白かったから、なかなか面白かったへ挽回。
『剣』ではほとんど台詞無かった忍者も途端に饒舌になったね。多少カタコトの日本語だけど、ちゃんと日本語なのがよろしい。
何と声を担当したのは、『プレデターズ』のヤクザ役だったとは…!
プレデターたちに処刑されたと思われた女戦士は、コールドスリープ状態である場所に運ばれる。
そこは、同じくコールドスリープ状態の者たちがたくさん。
その中に、見覚えのある人物が。『プレデター:ザ・プレイ』の…。
プレデターがあらゆる時代、他の星々の強き戦士たちを集めた“プレデターズ・コレクション”。
ひょっとしたら中に、シュワちゃんやダニー・グローヴァーが居たりして…?
これはダン・トラクテンバーグによる“プレデター・ユニバース”の始まり…?
見たいぞ。
次の『プレデター:バッドランド』は全く別の作品になるとの噂だが…。
それらを踏まえ、どう展開していくのか…?
期待高まる…!
そこに鳥居!
これは本当に面白かった
初のアニメーションのプレデターとして作られた今作。バイキング、忍者、パイロットと時代の違う3人がプレデターと戦う話で、面白かったし興奮した
先ずはバイキングの母親の話。実は予告編を見た時にてっきり息子の方が主役と思っていましたがまさかの母親が主役だった事に驚きつつ、グロかっこいい戦闘を見せてくれます。
次が忍者の兄弟の話で、ゴーストオブツシマから影響を受けたであろうイチョウが映える秋の季節を舞台にプレデターに忍者と侍の兄弟が挑むという話で外連味たっぷりだけど日本監修を用意したのが分かる話作りで面白かった
最後は第二次世界大戦の陽気なパイロットの話でプレデターと空中戦を繰り広げつつ、オンボロ戦闘機でプレデターの宇宙船にどう挑むのかという話で興奮しました。
3つとも良かったのがプレデターの武器やプレデターの目が人の違う所にちゃんとリアクションがあって、咄嗟の判断でそれを利用してるのが良かった。強い人間VSプレデターって構図だけど、ただ強いじゃなくてそう言った判断が出来る人間として強かったのが良い。
日本人が好みそうにない絵柄だけど、プレデターという題材上、この絵柄じゃなくてグロすぎて無理だろうなと思えるほどグロくて、漫画のカイジと一緒ですよ。意外にエゲツない事をしてるけど絵柄のおかげでそこまで嫌悪感をあまり感じないっていうパターン
後、日本のアニメと違うなと1番感じたのがカメラで撮ってるって感じが凄いして、その違いが分かりやすかった。
またオムニバスでただプレデターと戦うんじゃなくてラストの30分はなんと、時代が違う3人がプレデターにコールドスリープで集められてプレデターの惑星に行って脱出を図るという展開。これはプレデターズでもあった展開で、それまでの場面でその人間のキャラ3人がどんな性格か分かってるからこそ、すんなりと入るし共感できるし、そして3人が組むってのが面白かった
これは同じ系統でアニメシリーズがみたいですね
新たな『プレデター』シリーズは3年前から、嫌もっと前から!
残虐性が1作目『プレデター』(1987)くらい最高だが、今作はアニメーション。相変わらずYautja達の戦闘本能が何処から来てるのか分からないし、相手に対して選ぶ武器のチョイスも、戦利品の管理方法も謎だが楽しめる1本。
星々をめぐり
最強の獲物を探し求めよ
そやつらを仕留めて
捕食者の頂点に立て
- ヤウージャの書 0522 / 74
※yautjaとは映画『プレデター』に登場する地球外生命体の半公式種族名
最後の方にパイロットのトーレスが飛んできた武器ケースから受け取る古い拳銃に、" ラファエル・アドリーニ 1715年 "とに刻まれているが、これは前作『プレデター:ザ・プレイ』(2022)のラストで主人公ナルが村に持って帰った拳銃。なのでその後拳銃ごとナルが捕まったと分かる。
トーレスが怪物に飲み込まれる時に落としているので 回収された拳銃が『プレデター2』のラストでプレゼントされるのだろうか。ちなみにこの銃はコミック『プレデター:1978』で書かれているらしい。(未確認)
次回作『プレデター:バッドランド』(2025)も同じ監督なので "何らかの繋がり" がまた有りそう。予告編でエル・ファニング演じる "何か" の眼球がひっくり返るシーンがあるが、これは『エイリアン:ロムルス』に出たウェイランド・ユタニ社のアンドロイドとそっくりでないか! シリーズ『エイリアン アース』とも繋がっていくのかも?
ちなみに侍、忍者の声優のルイース・オザワは『プレデターズ』(2008)のカワカミ・ハンゾー役の人。
盾と剣と弾‼️
プレデターと人類の戦いの歴史を三つの異なる時代を背景に描いたオムニバス形式のアニメーション作品‼️まず「盾」‼️北欧のバイキングの時代を舞台に、仲間と復讐の旅に出る母と息子。バイキングたちによる盾のアクションが印象的‼️そんな彼らに襲いかかるプレデター。このエピソードのプレデターはデッカいモンスタータイプ。空間を湾曲(?)させるブラスターでバイキングたちを血祭りに上げ、クライマックスは氷の海でヒロインと対決‼️冷たい氷の海でプレデターを欺く戦術も秀逸‼️続いて「剣」‼️日本の戦国時代を舞台に、後継者争いで別れた兄弟が、成長して兄は忍びに、弟は城主となる。弟を殺すため、城に忍び込んだ兄はプレデターに襲われ、弟と協力してプレデターに立ち向かう‼️槍や鋭利なチェーン、リストブレイドを駆使するプレデターを、協力して斬り捨てる兄弟がカッコいい‼️さすがは日本のサムライ‼️そしてラストは「弾」‼️舞台は第二次大戦時‼️なんとアメリカの戦闘機とプレデターの宇宙船によるドッグ・ファイトが展開‼️独眼流のプレデターが操縦、フック型のミサイルやネットミサイルで次々とアメリカの戦闘機を撃墜する‼️まさか「プレデター」シリーズでスカイ・アクションが展開されるなんて‼️「スター・ウォーズ」にも匹敵する空中戦はホントに見応えあります‼️これで終了かと思いきや、三つのエピソードの主人公たちがプレデターの星に集められ、プレデターとの最終決戦へ‼️まったく違う時代のキャラたちを集めるなんてプレデターの文明はタイム・トラベルも可能なのか⁉️そして他の二人を逃すため、バイキングのヒロインがプレデターの星に置き去り‼️眠らされて(?)カプセルで運ばれるバイキングのヒロイン‼️そこにはなんと「プレイ」のナルの姿も‼️プレデターは自分たちに勝利した戦士たちをコレクションしてるのか⁉️このシーンにはかなり興奮させられました‼️どうせならシュワちゃんのダッチやダニー・グローバーのハリガンも登場させて欲しかった‼️とにかく「プレデター」の世界観がさらに広がる作品‼️今年公開予定の「バッドランズ」も楽しみです‼️
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