「現代の病を凝縮したかのような」エディントンへようこそ こたーさんの映画レビュー(感想・評価)
現代の病を凝縮したかのような
2020年のコロナ禍、懐かしいね。そんな時代を思い返せるほど息詰まるマスク問題からスタート。
アメリカはマスクをしない選択をした人が大多数だと思っていたのでやや驚き。いわゆるマスク警察はここにもいたか。
マスク警察、銃社会、パターナリズム、グローバリズム、陰謀論…ラストまで含めてどんよりする内容だった。しかもこれが現実で起こりうるという事実に更に落ちこむ。これは疲れるな。
田舎町の銃ショップにガトリング砲がなんであんだよ!
ただ、この内容をエンタメとして全て詰め込んで、観客を引き込んでいく鬼才・アリアスターが改めてすごいなと感じた。
ボーの時のように、冴えない感じを出すホアキンフェニックスが適役。ペドロパスカルのキャスティングには思うところもあったが、この作品においてはベストだったと観て思った。
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