「もはや才能の終焉を感じる!」エディントンへようこそ The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
もはや才能の終焉を感じる!
A24作品 アリ・アスター監督の最新作
「エディントンへようこそ」を早速観ました。
本作は、コロナ禍の”パンデミック”」という現実の危機を背景に、民主主義の脆さと群衆心理の危うさを風刺的に描いてます。監督は観客に”恐怖は感染する”という現代的テーマを突きつけています。
単なるスリラーではなく、現代社会の鏡像としてのフィクション劇。エディントンの混乱を笑いながらも、自分たちの社会の姿も同様に起こる事だと感じ獲るでしょう。
---MC---
保安官ジョー役:ホアキン・フェニックスさん
ジョー妻ルイーズ役:エマ・ストーンさん
市長テッド役:ペドロ・パスカルさん
カルト集団教祖ヴァーノン役:オースティン・バトラーさん
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豪華な顔ぶれですね。
良い映画に成るかと期待はしたのですが、前作”ボーはおそれている”で 意気消沈したので今作に掛けたと思いますけども そこそこ内容で終わった感じします。
中盤過ぎまで、コロナ禍マスクについての あーだ、こーだの議論や
外出せず家にいるから皆SNSやり過ぎて疑心暗鬼に成っている所は
日本でも同じだったと思います。
ですが展開は怠いし 重いし。見ていて楽しくはありません。
終盤、集会の大爆音で音楽成ってるのを一旦止めたジョ-。しかし係がまた音量を戻して・・・又止めて。そして頬を数発叩かれて、ジョ-の中で何かが切れる。
ずっと甲高い音 シュィ--------ンって音が頭の中でしてたけど、
寄った店の中で浮浪者がバーのお酒を無断で飲んで暴言吐いてる所で彼が銃で打ち抜く。 ズド---ン ・・・・・ ココから惨劇が始まる。
市長もろ共 息子も殺して、罪を仲間の保安官(黒人)に仕立てようと画策したり
もう見ててハチャメチャ。
仲間の保安官(黒人)が夜に大爆発ですっ飛んだ所から 更に見ていて面白くなってきました。銃器店から凄い武器をぶっ放して 殺し屋?と対峙する所ですね。
終盤は中々面白かったです。場面の見せ方が監督らしい、本領発揮って感じしましたが なに分話流れがそんなに面白くはない。そこだけは難点。
コロナ禍のSNS情報に皆 振り回されっぱなしで 何が真実でフェイクなのか。
その辺りを今更ですが風刺しているのが笑えます。
ちょっと公開時期がズレてて 2年程前に公開されてたら案外ウケたかなと思いますね。
今回もホアキンの下半身脱がされてて。なんで監督作は こうも見せたがるのか そこがホント聞いてみたい。(*ノωノ)
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