「コロナ禍でホアキン、ランボー化する」エディントンへようこそ ヤマナさんの映画レビュー(感想・評価)
コロナ禍でホアキン、ランボー化する
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2020年、コロナ禍でエディントンの町はロックダウンし人々はみんなマスクをしている。5年前には何処でも起こっていたことだが、何か遠い昔の出来事のよう。
『ミッドサマー』で白昼のホラーと言うべきジャンルを開発したアリー・アスター監督の最新作だが、コロナ、「マスクをするしない」、フェイクニュース、BML、陰謀論、カルト集団と色々と盛り過ぎてないか。なんか上手く消化出来てない気がする。
ホアキン保安官が市長とその息子を狙撃したのは、なぜ? パーティー会場で2回平手打ち喰らったから?カルト集団のところへ行った嫁の元カレで妊娠中絶させたから? その上、その犯行を部下がやったようにする。しまいには、夜のエディントンで、ランボー張りに機関銃を乱射する始末。('_'?)
それよりも、市長の息子の友達がスマホと銃を持って、ホアキン保安官を襲った賊を動画を撮りながら射殺して、「俺が助けた、俺が助けた」と言うシーン。こいつは表彰されるが、その前に自分が気になる娘と市長の息子が仲良くしていたら、彼女のキス映像を警官の彼氏に送るような奴。その後は、どこかの名門大学に行って、彼女ができてSNSにキスシーンをあげたりする。このあたりを掘り下げた方が良かったのでは?
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