「マスクから始まった町の崩壊」エディントンへようこそ kazuさんの映画レビュー(感想・評価)
マスクから始まった町の崩壊
2020年、世界中でコロナが猛威を振るう中、アメリカの小さな町では「マスクをするか/しないか」という些細な対立が、やがて全米を巻き込む大騒動へ発展していく——そんなフィクション映画。
カルトや陰謀論の拡散、SNSで飛び交う憶測とデマ、個人同士の中傷合戦、そしてネット動画による“情報戦”。小さなコミュニティの衝突が、まるで巨大な渦に飲み込まれていくように描かれる。
社会が分断されたとき、何が起きるのか。これはその縮図のような作品で、観終わったあともしばらく余韻が残る映画でした。
そして最後にふと思う。
あの騒動の中で、いったい誰が幸せだったのだろう?
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