ザ・ザ・コルダのフェニキア計画のレビュー・感想・評価
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アステロイド・シティにも書いたケド。。
ワタクシレベルではワカラナイ。。
毎度のウェス節炸裂。
毎度の豪華俳優陣多数出演!
位しかワカラナカッタ。
最近疲れているからさ。
オリバーもハテナハテナだろーし、
お見送り芸人しよ〜かな〜って悩んでる。。
のに、何でウェス行くんだよ!!
だからドMなのか!って!
大沢たかお様行けばい〜ものを、
今回こそは!解るカモ!なんてね。
思ったアタシがバカだった。
ちゃんと眠くもなたよーー(°▽°)
唯一の救いは私、ベニチオ・デル・トロさんが好きぃーなんですよ。
偶然にも3日から公開される
レオさん主演
「ワン・バトル アフターアナザー」にも出てるじゃぁないですか。
こんなに立て続けに出演作が公開とは!
だからね。
両方見てみたくてね。
イッたのですよはい。
アステロイドよりはわかったような?
わからないような??
面白かったような?
そうでもないような??
パパと娘の
家族としての絆を取り戻す物語ぃ??
デスカ?
ウェス作品の中では軸はわかりやすかったのかなと。。
けど、それにしたって。。って気持ちもありまする。。
いつもの様に全てのシーンが独特で好きだし(色彩も)衣装や美術品などの小道具もじっくり見たい(凄そうだったし)修道女見習いなのにバッチリメイクのリーズルちゃんも可愛いし、何と言ってもデルトロをずっと見れたのはキュン♡でしたけど。
ウェス作品は私にとっては期末テストの様な感じ。
あ〜、ウェス19日からかぁーって何か気が重くなるw
別に観なくても良いのに避けられない。
そんなタイミングでしっかり6ミタあるのも運命で。
じゃーーって。
(そして今回も見事に赤点落第。
進級出来ないいつまでも)
そして私にとっては
劇場"でしか"観れない作品で、何故ならば、家だと完走出来る自信がないのデス。
劇場に閉じ込められて"観るしかない"状況でないと観れません。
だから今回も自ら閉じ込められに行き、途中ガクっ!!って豪快に首曲げながらですが、一応は完走出来たんですけど。。
だけど、そこまでして行く必要があるのか、、と、思いはじめていまつ。。w
ウェス観に行ってる私オシャレだわ。
映画上級者だわって自己満足。
もういいカモーー
赤点のまま卒業するカモーー
プロの解説とか見てみようかな。
そしたら少しは解るカナ?
どうですか?
ウェス•アンダーソンが描く 20世紀のフェニキア 欲望と愛憎のザ•ザ•コルダ展
えーと、この美術展は美術館内をゆっくりと歩いて見て回るなんてことができません。巨大な額縁は固定されていますが、その限られた範囲の中で絵のほうが刻々と変化してゆきます。その変化の様子を椅子に座ったままで楽しむことができます。変化の様子が面白いと思ったら、102分ほどの時間、それを堪能すればいいし、退屈だったら睡眠をとって疲労回復につとめるもよし、いずれにせよ、有意義な時間が過ごせると思います。
私もまあそれなりに有意義な時間を過ごしてきました(睡眠はとらなかったけど)。でも、よくわからないお話で置いてきぼりをくらってる感はありました。そもそもフェニキア計画って何? 何かのメタファー? とか…… まあでも、そこはそれ、あまり意味のないことを話を前に進めるためにだけ提示してくるのは映画ではありがちのことだから、と割り切って観てると、けっこう楽しめます。おっと思うような美しい絵がいっぱい出てきますし…… 途中からスジを追うなんてヤボなことは断念して、スクリーン上で展開する「よしなしごと」をそこはかとなく眺むれば、あやしうこそ物狂ほしけれ、てなもんでございます。
主人公の悪徳実業家みたいなザ•ザ•コルダ(演: ベニシオ•デル•トロ)が何度も殺されかけて臨死体験をするのですが、む、む、これはディケンズの『クリスマス•キャロル』か、するてぇと、ザザの爺さんもスクルージ爺さんのように真人間になるに違いあるめえ、と思って観ておりました。
終盤になってきたあたりで、劇伴にムソルグスキーの名曲『展覧会の絵』が聞こえてきます。おー、そーか、やっぱり今日は美術館に展覧会を見にきておったのだなと再認識した次第でございます。
で、とどのつまりが、ザザ爺いとその娘は幸せを掴むんですよね。幸せは身近なところにあるんだねって、メーテルリンクの『青い鳥』か、と…… チルチルとミチルは兄と妹で幸せを探して冒険旅行したけど、こっちは父と娘で冒険旅行してたのね、するてぇと、ベニシオ•デル•トロのザザ爺いは青い鳥のチルチル? なんだか幸せな気分になって家路についたのでした。
◇父性とハルモニア(調和)
冒頭で流れるのは#イーゴリストラヴィンスキー#IgorStravinsky の 《ミューズを率いるアポロ #Apollonmusagète 》 ストラヴィンスキーといえば、変則的なリズムと不協和の重なりを想像しますが、この楽曲の素朴な曲調からは、逆に不穏な旅物語の前兆を感じます。
ウェス・アンダーソン監督の作品は、常に美しいシンメトリーや精緻な構図で彩られますが、その背景には「父性への憧れ」と「神の不在をどう生きるか」というテーマを感じ取れるかもしれません。
本作の主人公ザ・ザ・コルダの父親像には、ただ強権的であるのではなく、欠落や傷を抱えながらも、不器用にも守護者であろうとする人間的な厚みがあります。その懐の深さが観る者に複雑な共感を呼び起こします。権力と虚無、父性の威厳と空洞を同時に纏いながら、無謀な取引の旅が続きます。
その旅に花を添えるのが修道女でもある娘の存在です。白装束の彼女は血縁と信仰、愛情と禁欲という相反する領域を重ね合わせ、父と神を重ねてしまう人間の心理を映し出してます。
それぞれに矛盾を内包するこの父娘の関係を精緻な対称構図や華麗な舞台装置の中に封じ込めます。しかし、その世界の均整はどこか不安定で、まるでストラヴィンスキー♪の不協和音のように、調和の裏側にある緊張感を際立たせます。
最終的に、この映画は「父であることの困難」と「神を求める祈りの空虚」、そのアンバランスをシンメトリーな構築美と調和させる高度な物語世界を築いています。
音楽的な不協和音の中から新たな均衡を見出そうとする試みに寄せて奏でる父性のハルモニア(調和)が漂うのです。
好き放題やってるなあ笑
心温まる家族再生物語
愛すべき合理的ではない人たち
もう、ウェス・アンダーソン信者しか楽しめないのかも知れない⋯
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『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』、
『ダージリン急行』を彷彿とさせる、
家族の絆と再生を描き、「原点回帰した」と、
世界のメディアや映画ファンも大歓喜の作品。
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だそうだが⋯
え〜っ?!ホンマにぃ〜???
この2作品大好きなのですが...
あれれ?
私の感覚が鈍ったのか???
とりあえず、父娘の関係の修復で良かったのかな?
ラストの人間味溢れたところは良かったけども⋯
構図や色彩、衣装、装飾、音楽、キャスティングなどなど
ウェス節炸裂で、やっぱり好みだし、もう観ない!にはなれなくて、
毎回、期待している自分ですが⋯
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』までかも知れない⋯
(本当は『犬ヶ島』までかも)
とかいいつつも、やっぱり次も期待して観に行くのだろうなぁ⋯
かくいう私が信者だもんなぁ⋯
作品とは関係ないけども、
映画館のいちばん後ろの席だと、
たまに字幕が小さかったり、白かったりで読みづらくて⋯
それも、良くなかったな⋯
結局、計画(THE PHOENICIAN SCHEME)がなんなのか、はちゃんと教えてくれない
でも、そんなことはこの映画の重要な要素ではない
最初は、何の話なのかサッパリわからない。(最初は)意味不明のイメージシーンが挿入されたりして。
登場人物のキャラクターもサッパリ掴めず、一体何をやろうとしているのかも、判然としない。
主人公がルール無用のわがままヤロウだ、ということだけは最初からよく分かる
しかし、だんだん主人公の気持ち(何だかわからないが、とにかく本気で何かをやろうとしていること)だけはわかってくる
何を成し遂げようとしているのかは相変わらずよく分からないが、何やら金策(出資者との金額交渉)をしようとしている。そして次々と交渉相手を訪ね歩くのがこの映画のストーリーなんだ、とわかってくる。そして、交渉は全く思い通りにいかない
と、いつの間にか(ひそかに)主人公を応援している自分に気づく
あとは主人公(と娘)の成功を(ひそかに)祈りつつ、ひたすら彼らの旅路を追いかけるだけ
こうなれば、この映画を楽しむことができる、と思います
そういう映画です
それを可能にしているのは、ベニチオ・デル・トロさんの圧倒的な存在感と演技であることは間違いありません
ハンクス爺さん、デフォー爺さん、ヨハンソンおばさん(失礼!!)、カンバーバッチおじさんと、やたら豪華な面々が次々と登場しますが、それはあまり重要ではないかも知れません (いい意味で)
きっと、皆さんギャラに惹かれて出てるんじゃないですよね。明らかに。なんだか楽しそうです
傷だらけの天使
“おもちゃ箱をひっくり返したような”というのは、いろんな要素が次々に繰り出される作品を形容するほめ言葉だと思うが、昨今のウェス・アンダーソンの映画はひっくり返しただけにとどまらず、引っかき回して踏みつぶして手榴弾を爆発させたような混乱ぶりだ(実際手榴弾がやたら登場する)。私なんぞは途中で置いてけぼりを喰らうことが多く、しっかり楽しめたのは「ムーンライズ・キングダム」くらいまで。
ベニチオ・デル・トロはずっと顔中傷だらけだし、娘役の女優は全く表情がなくて、演技力がどうこう言うようなことをさせてもらっていない。登場人物全員が与えられたキャラクターの駒として配置されている。
俯瞰でザ・ザ・コルダの浴室をとらえた絵作りなどはすこぶる印象的だ。一方、次から次へと目まぐるしくエピソードが展開し、物語を醸成する機運に乏しい。映画と言うより長めのコント番組を見せられているようだ。
肝心のフェニキア・スキームというのは何だったのか、よくわからなかった。
いつものウェス・アンダーソン節だが、今回は面白さについていけなかった。
主演は「新藤兼人100年」のイベントで広島にも来られたプエルトリコ出身のベニチオ・デル・トロ。このほかトム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソンらそうそうたる俳優陣。
ウェス・アンダーソン独特の世界観とパステルカラーの明るいトーンとちょっとしたファンタジーの世界、そしてあっさり人が死んだり闘いのシーンも。個別のシーンはその映像を楽しめたが、全体のストーリー展開にはその面白さについていけなかった。話す英語も私にはとても早くて聞き取れず。ネイティブが見ると面白い言い回しでもっと楽しめるのだろうが。結局、よく内容を理解せずに終わってしまった感じ。でも、お客さんは結構たくさん入っていたので、コアな映画ファンには受けたのだと思う。
セットや小道具だけでも見ていて楽しい
眠くならない程度には面白い
雰囲気だけで選んでみた
たまにストーリーも監督も出演俳優も全く調べずに、タイトルと広告映像だけで見る映画を決めたりするが、今回はこの映画がそんな選び方。選んだ理由は「フェニキア」という文字。歴史好きだったのでなんとなく。『フェニキアン・スキーム』だと、なんとなくサスペンス調だが、『ザザ・コルダのフェニキア計画』だと、うさん臭さが増す。まあ、見てみると、エジプトだと不味いからフェニキアにした程度にしか感じなかったが。
結構人が入っているのでなぜだろうかと思ったが、トム・ハンクスとかスカーレット・ヨハンソンとかが出ていて、それもあるのだろう。ザザの娘リーズル役(ミア・スレアプレトン)ケイト・ウィンスレットの娘とか、ああ、そうなんだ、というくらい最近の俳優のことは知らない。
映像・演出は凝っているし、見ているだけで飽きない。ナンセンスコメディで、色々とパロディやいわくありげなシーンなどもあるがあまり気にしないで見ていた。エンディングの字幕の演出も良い。最後まで手を抜かない演出は好きだ。
ただ、人に勧められる映画か、といえばちょっと考えてしまうところか。私は楽しめたけど。突き抜けた面白さまでは感じなかったのでこの評価。
凄く面白かったー!ウェス・アンダーソンの作品で一番好きかも。
ウェス・アンダーソンのいつものシンメトリーでポップの色合いの美しい画面大好きです!食い入るように観てしまった。
加えて本作はストーリーが分かりやすいのがいい!
ウェス・アンダーソンと言えば大好きだけど難解と思う人が多いけど本作は『グランド・ブダペスト・ホテル』に次いで分かりやすく見易いと思う。
悪どく金儲けをしてきたザ・ザ・コルダはあちこちから命を狙われる毎日。それでもめげず出資者から金を集めフェニキア計画を成し遂げようとする。でも成し遂げる前に死んでしまうかも知れないので修道院にいる娘を呼び戻し後継者に。この娘を演じているのがケイト・ウィンスレットの娘さん。演技がとても良かった。主役のベニチオ・デル・トロとマイケル・セラの演技も抜群でした。
映画館で何度も笑いが起きて本当に面白かったです。トム・ハンクス、ベネディクト・カンバーバッチ、スカーレット・ヨハンソンとお馴染みメンバーも出て豪華でした。
ほっこりする内容で大満足で笑顔で映画館を出てきました。
ザ・ザ・コルダは凄く悪どく金儲けする人物なので命を狙われており暗殺されそうなシーンは度肝を抜かれます。恐がりな方はご注意。ま、一瞬ですので多分大丈夫。
変わらぬウェス節
有名俳優たちに大人気のウェス・アンダーソン 監督作品です
前前作で気になり、前作で良さというか面白さにハマった感じです
少しずつ過去作品を観て行こうと思っています
フェニキア地域のインフラ整備を計画して資金繰りを行なう悪人ザザコルタが自身の相続候補者として娘である修道僧のリーズルを選ぶ
悪人と修道僧とのコミカルで妙にリアルなバディものって感じですかね
ザザの危険を顧みない無鉄砲な行動力により、度重なる暗殺などをくぐり抜ける悪運の持ち主
修道僧故の奥深さに冷静さを兼ね備えた堂々とした性格の若き女性リーズル
意味があるのか無いのか分からないストーリー展開
独特な色彩感覚とシンメトリカルな映像美とでも言えばイイのか、そのコミカルな場面に真面目に大袈裟にコミカルに演じる様は、一歩間違えば悲惨になりかねないところを大名優たちの名演で凌いでいる空気感、これはクセになる
カルト的映画監督ウェス・アンダーソンらしい作品でした
このクオリティの作品を短期間で創造し続ける手腕こそが最大の魅力なのかもね
毎回上映館が遠いのが困っている
コレこそがカルト映画たる所以だな
ウェス・アンダーソン監督作品にしては見易かったかな
ウェス監督過去作と比べて 難解度合いがかなりマイルドに感じた
フレーミングや色合い等、ウェス節は炸裂していたものの、ストーリー自体は分かり易く、観易く感じた(それでも不思議なくだりは相変わらず多いけど)
突然の展開に戸惑ったり、何これ何やってんの?といった事も多いけど、そろそろこっちもウェス作品のノリを理解できて来ているせいか想定内のこと、「観るより感じろ」という鑑賞方針で挑んだため、ムダにフラストレーションを感じずに楽しめました
親子が関係を修復し、収まるところに収まって幸せになる話ね、面白いんじゃないですか、いいと思います
主役のベニチオ・デル・トロさんも面白かったけど、本作は娘のリーズルを演じたミア・スレアプレトンさんの存在感に圧倒されます、はじめは何とも言えない顔立ちで常に不機嫌そうな表情なのが気になりましたが、見ているうちに眼力が強く、すごく美人で確かな演技が素晴らしい役者さんだなあと思うようになり、調べたらケイト・ウィンスレットさんの娘さんだったんですね、どうりで素晴らしいはずです
あとはいつものレギュラーメンバー、ビル・マーレイさんやウィリアム・デフォーさんに加えトム・ハンクスさんも再び、そして最強(笑)のメイクで登場するベネディクト・カンバーバッチさんとデル・トロさんのメチャクチャしょうもない追っかけやっこも下らなすぎて逆に笑えました
でもって個人的には大好きなスカーレット・ヨハンソンさんがやっぱり超美人さん、ハスキーヴォイスに心地良い喋り方でホットパンツ姿が最高でした
と、期待せずに行けばそこそこ楽しめる作品でした
超絶ビジュアル、徹底した構図の美しさ。話は凡庸か。無表情修道尼ヒロイン、ミア・スレアプレトン好演。
ウェスの時間を堪能できる
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